
この記事のポイント
- スペインのサンチェス首相が、側近による「闇の工作」疑惑への関与を強く否定しています。
- 首相は、疑惑の活動について「情報も認識もなかった」と繰り返し強調し、潔白を主張しました。
- この疑惑は、首相の率いる社会労働党(PSOE)内での不透明な活動に関するものです。
スペイン首相、「闇の工作」関与を否定し側近から距離置く
スペインのペドロ・サンチェス首相は、自身の側近が主導したとされる非合法な「闇の工作」(スペインでは「クロアカ」と呼ばれ、政治的汚職や情報操作を指す隠語)について、一切の関与を否定し、疑惑から距離を置く姿勢を明確にしています。首相は、これらの活動に関して「情報も認識もなかった」と繰り返し強調しており、政権を揺るがすスキャンダルへと発展する可能性が指摘されています。
疑惑の核心と首相の強い否定
今回問題となっているのは、サンチェス首相の率いる社会労働党(PSOE)内で、首相の側近とされる人物が非合法な情報操作や工作活動を主導したとされる疑惑です。現地メディアは、政敵への攻撃や不都合な情報の隠蔽を目的としていた可能性を指摘しています。首相は、疑惑の実行者として名前が挙がる「Leire Díez(レイレ・ディエス)」について、「私が彼女のしていたことを決して支持せず、知りもせず、許しもしていない」と強く否定。自身が過去に受けた政治的攻撃とは異なるとして、潔白を訴えました。
治安警察隊への信頼維持と今後の影響
サンチェス首相は、スペインの治安警察隊(Guardia Civil)の長官に対する信頼も維持する姿勢を示し、捜査の透明性を強調しています。しかし、与党内部からの疑惑浮上であるだけに、今後の捜査の進展によっては、政権運営に大きな影響を及ぼす可能性も否定できません。このような「クロアカ」疑惑はスペイン政界で度々国民の政治不信を高める要因となっており、今後の動向が注目されます。
※本記事はスペインの現地報道をもとに、編集部が日本語で再構成したものです。
📰 情報ソース:El Mundo




