
この記事のポイント
- カルクール交差点やラアナナなど各地で数十人規模の抗議デモが発生した。
- 一部の参加者は国会クネセトへの通行を阻もうとする動きを見せた。
- 戦争1000日の節目に合わせ、全国で黙とうや抗議が広がったとされる。
各地の交差点や街頭で抗議行動
イスラエルで、人質の解放と戦争の終結を求める抗議デモが各地で行われた。現地報道によると、北部の「カルクール交差点」(צומת כרכור)や、中部の都市ラアナナ(רעננה、テルアビブ近郊のベッドタウン)などで、それぞれ数十人規模の参加者が街頭に立った。一部の参加者は、首都エルサレムにある国会「クネセト」(イスラエルの一院制議会)への通行を妨げようとする動きも見せたと伝えられている。
「戦争1000日」という節目
今回の抗議行動は、2023年10月に起きた大規模な襲撃事件と、その後続く軍事衝突から「1000日」という節目にあたるタイミングで行われた。イスラエルの一部メディアは、この日に合わせて全国数十カ所で抗議が広がり、「全国一斉の黙とう(1分間の停止)」が呼びかけられたと報じている。長期化する事態と、今なお解放されていない人々の存在が、参加者を街頭に向かわせている構図だとみられる。
社会の分断という背景
もっとも、この種のデモをめぐるイスラエル国内の受け止めは一枚岩ではない。政府の対応や戦争の是非、責任の所在について、右派・左派の間で鋭い対立が続いており、今回の抗議についても立場によって評価が大きく分かれている。デモの規模や具体的な参加人数、主催団体などについては報道により差があり、断定は難しい。ここで示した数字はあくまで現地報道が伝えた一例である。
日本ではイスラエル国内の街頭デモの細部まで報じられることは少ないが、社会の緊張と世論の割れ方を映す出来事として、現地では大きな関心を集めている。
※本記事はイスラエルの現地報道をもとに、編集部が日本語で再構成したものです。
📰 情報ソース:ynet.co.il




