
この記事のポイント
- ポーランド男子バレーボール代表が欧州選手権で優勝し、2023年大会に続いて欧州王者の座を守った。
- ニコラ・グルビッチ監督は決勝後、2人の選手について感情を抑えきれず語り、現地で大きな話題となった。
- フランス側は五輪決勝の「雪辱戦」と論評し、監督は早くも世界の頂点を見据えた次の目標を示した。
ポーランドが再び欧州の頂点に
ポーランドの男子バレーボール代表が、欧州選手権(ユーロバレー)で金メダルを獲得しました。現地メディアは「白と赤(ビャウォ・チェルヴォニ)が再び欧州最強」と一斉に報じ、国を挙げてのお祭りムードとなっています。ポーランドは前回2023年大会でも優勝しており、欧州王者の座を守った形です。
ポーランドにとってバレーボールは、サッカーと並ぶ国民的スポーツです。男子代表は2014年と2018年の世界選手権を連覇し、2024年パリ五輪では銀メダルを獲得。国内リーグ「プルスリーガ」は世界最高峰の一つとされ、代表戦は満員のアリーナとテレビの高視聴率が当たり前という土壌があります。
決勝後、グルビッチ監督が見せた涙
今回、現地で特に注目を集めたのが、セルビア出身のニコラ・グルビッチ監督の姿です。グルビッチ氏は選手時代にセルビア代表のセッターとして五輪金メダルを獲得した名選手で、2022年からポーランド代表を率いています。普段は冷静沈着で知られる指揮官ですが、決勝直後のインタビューでは感情を抑えきれず、2人の選手について声を詰まらせながら語ったと報じられました。
報道では、この発言が今大会を支えた選手への感謝や、苦しい時期を乗り越えた選手への思いを込めたものだったと伝えられています。ただし、具体的にどの選手についてどのような言葉を述べたかは報道各社で扱いが異なるため、本記事では断定を避けます。
フォルナルが先頭、チーム総出の大騒ぎ
優勝決定後の祝賀も話題です。アウトサイドヒッターのトマシュ・フォルナル選手が先頭に立ち、代表メンバー全員がその後に続いて歓喜を爆発させる様子が現地メディアで大きく取り上げられました。フォルナル選手は明るいキャラクターで人気が高く、SNSでもチームの「ムードメーカー」として知られています。
フランス側は「リベンジ」を語る
一方、フランスのメディアはこの決勝を「雪辱戦(ルヴァンシュ)」の文脈で論評していると、ポーランド紙が紹介しています。フランスは2024年パリ五輪の決勝でポーランドを破って金メダルを獲得しており、両国は近年のライバル関係にあります。今回の結果を、ポーランドが五輪の借りを返した一戦と位置づける見方が出ているようです。
次の目標は「世界の強国」へ
グルビッチ監督は優勝直後から、早くも次の目標をチームに示したと報じられています。現地メディアはこれを「強国としての野心」と表現しており、欧州王者にとどまらず、世界選手権や次の五輪での金メダルを見据えたものと推測されます。欧州王者の座を守ったポーランドが、この勢いを世界の舞台につなげられるかが今後の焦点になりそうです。
※本記事はポーランドの現地報道をもとに、編集部が日本語で再構成したものです。
📰 情報ソース:Interia Sport




