🌐 日本語

世界の声 — 各国のローカルニュースを、日本語で

購読するメール通知に登録

英国ヨークシャーの野生動物公園でトラが男性を襲い死亡、園は休園続く

英イングランド北部のヨークシャー・ワイルドライフ・パークで、トラの飼育区画に入った男性が襲われて死亡しました。園は休園を続け、トラは殺処分しない方針です。

英国ヨークシャーの野生動物公園でトラが男性を襲い死亡、園は休園続く
🔥🔥🔥 ローカル度MAX

この記事のポイント

  • 英国ヨークシャーの動物公園で、トラの飼育区画に入った男性が襲われて死亡し、園は休園を続けている。
  • 男性が事故の前に踊っていて写真を頼んでいたとの証言が報じられたが、区画に入った経緯はまだ分かっていない。
  • 園は男性を襲ったトラを殺処分しない方針を示した。今後は施設の安全管理のあり方が焦点になる見通し。
シェアX (Twitter)FacebookLINEはてブ

英国イングランド北部の動物施設「ヨークシャー・ワイルドライフ・パーク」で、男性がトラの飼育区画の中で襲われて死亡しました。BBCやスカイ・ニュースなど英国の主要メディアによると、園は事故を受けて休園を続けています。

どのような施設か

ヨークシャー・ワイルドライフ・パークは、イングランド北部サウスヨークシャーのドンカスター近郊にある動物公園です。広い放飼場で動物を見せる展示が特徴で、家族連れなどが訪れる地域の人気施設として知られています。ヨークシャーは日本でいえば一つの地方圏にあたる広い地域で、ドンカスターはその南部にある町です。

事故の経緯と報道

報道によると、死亡した男性はトラがいる区画の中で襲われました。英紙タイムズは、男性が事故の前に「踊っていて、写真を撮ってほしいと頼んでいた」との証言を伝えています。ただし、この証言は報道の中で紹介されたもので、男性がどのようにして区画に入ったのか、男性の身元や園との関係といった詳しい経緯は、現時点の情報では断定できません。警察や関係機関の調べで、今後明らかになるとみられます。

トラは殺処分しない方針

英紙ガーディアンによると、園は男性を襲ったトラを殺処分(安楽死)しないと明らかにしました。人が死亡する事故の後、動物を処分するかどうかは各国でたびたび議論になります。今回の園の判断は、トラが本来の習性に従って行動したもので、責任を動物に負わせるべきではないという考えに沿ったものと受け止められています。ただし、園が判断の理由をどこまで詳しく説明しているかは、報道からは確認できません。

今後の焦点

英国では、職場や公共の場で死亡事故が起きると、警察に加えて安全衛生行政を担う機関が調べに入るのが一般的です。今回も、区画への立ち入りを防ぐ仕組みが十分だったかどうかなど、施設の安全管理が焦点になる可能性があります。営業をいつ再開するかは、現時点では明らかになっていません。

動物と近い距離で触れ合える施設は人気が高い一方で、猛獣の飼育には厳しい安全管理が欠かせません。今回の事故は、英国でも来園者の楽しさと安全をどう両立させるかを改めて問いかけています。

※本記事は英国の現地報道をもとに、編集部が日本語で再構成したものです。

📰 情報ソース:BBC

シェアX (Twitter)FacebookLINEはてブ