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ロシア中央選管、下院選の投票用紙から野党「ヤブロコ」を削除

ロシア中央選挙管理委員会が、下院選の連邦投票用紙からリベラル系野党「ヤブロコ」の情報を削除すると決定。最高裁も排除を追認し、リストは1番の与党から一気に3番へと飛ぶ形になった。

ロシア中央選管、下院選の投票用紙から野党「ヤブロコ」を削除
🔥🔥 ローカル度・高

この記事のポイント

  • ロシア中央選管が下院選の投票用紙から野党ヤブロコの情報削除を決定した。
  • 結果として用紙は1番の与党から3番の政党へ飛び、選択肢が一つ消える形になる。
  • 最高裁も排除を追認し、選管トップのパンフィロワ委員長も見解を示した。
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ロシアの中央選挙管理委員会(ЦИК=中央選管)が、国家院(下院にあたるロシア連邦議会の一院)選挙で使われる連邦投票用紙から、リベラル系野党「ヤブロコ(Яблоко)」に関する情報を削除する決定を下しました。複数のロシア報道機関が相次いで伝えたもので、既に選挙戦の枠組みに影響し始めています。

「ヤブロコ」とはどんな政党か

ヤブロコはロシア語で「リンゴ」を意味し、1993年に結成されたリベラル・民主主義路線の政党です。市場経済と人権を掲げ、長らく体制批判的な立場をとってきたことで知られます。ロシアの政治地図の中では、政権与党とは距離を置く「非体制系」に近い存在として位置づけられてきました。

投票用紙から番号が消える

報道によると、この削除の結果、投票用紙上では最大与党「統一ロシア(Единая Россия)」の1番の次が、いきなり3番の「自由民主党(ЛДПР)」へと飛ぶ形になるといいます。本来2番にあたる位置が空白となり、有権者の選択肢から一つの政党が事実上消える格好です。番号の並びが飛ぶという見た目そのものが、今回の措置の象徴的な意味を物語っています。

最高裁も排除を追認

ヤブロコ側はこの排除に不服を示したとみられますが、ロシア連邦最高裁は選挙からの排除に関する判断を変更しませんでした。つまり、司法の場でも中央選管の決定が覆らなかった形です。中央選管トップのエラ・パンフィロワ委員長も、ヤブロコや個人候補の排除について見解を示したと報じられています。ただし、排除の具体的な法的理由については報道ごとに扱いが分かれており、本稿の段階で確定的に断定することは避けます。

なぜ注目されるのか

ロシアでは選挙管理を担う中央選管の判断が、どの政党や候補者が有権者の前に「選択肢」として現れるかを大きく左右します。長年活動してきたリベラル系政党が連邦レベルの投票用紙から外れることは、ロシアの政治的多元性をめぐる議論に直結するテーマであり、国内外の関心を集めています。今後の各党・候補者の対応や、国際社会の反応が焦点となりそうです。

※本記事はロシアの現地報道をもとに、編集部が日本語で再構成したものです。

📰 情報ソース:Интерфакс

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