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オランダ・デンハーグで極右集会が暴徒化、24人拘束

オランダ・デンハーグの広場マリーフェルトで開かれた極右系のデモが警官隊への投石などで混乱し、当局が解散を命令。24人が身柄を拘束された。

オランダ・デンハーグで極右集会が暴徒化、24人拘束
🔥🔥 ローカル度・高

この記事のポイント

  • オランダ・デンハーグの広場マリーフェルトで極右系デモが混乱し、当局が解散を命じた。
  • 行進開始前から警官隊への投石や発煙筒の使用があり、24人が身柄を拘束された。
  • D66のイェッテン氏は暴力を強く非難。移民政策をめぐる対立が街頭に表れた形だ。
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デモは行進前から混乱、当局が解散命令

オランダの政治の中心都市デンハーグで、極右系とされる団体が呼びかけた抗議集会が混乱し、当局が集会の解散を命じた。現地報道によると、警察は現場で24人の身柄を拘束した。行進が始まる前の段階から参加者の一部が警官隊に向けて物を投げ、発煙筒が使われるなど、会場は開始直後から緊張した空気に包まれていたという。

けが人の有無や被害の詳細、拘束された人々の容疑の内訳については、現時点で公表されている情報が限られている。デモの参加人数についても報道によって幅があり、確定的な数字として扱うのは避けたい。

「マリーフェルト」はオランダ版の国民的デモ広場

現場となったマリーフェルト(Malieveld)は、デンハーグの中心部、国会議事堂や官庁街のすぐ近くに広がる芝生の広場だ。オランダでは農民のトラクター抗議、医療従事者の待遇改善要求、コロナ規制への反対集会など、立場を問わずあらゆるデモがここで開かれてきた。日本でいえば国会議事堂前や日比谷公園に近い象徴性を持つ場所で、「マリーフェルトでデモ」と聞けばオランダ人には政治的主張の発信地だとすぐ伝わる。

この広場では2025年9月にも移民政策に反対する大規模集会が暴徒化し、警察車両が壊されるなどの深刻な騒乱に発展した経緯がある。今回の混乱は、その記憶がまだ新しいなかで起きた。

政治の側は強い言葉で非難

中道政党D66を率いるロブ・イェッテン氏は、一連の暴力を「おぞましい」と強い言葉で非難したと伝えられている。D66は2025年10月の下院選挙で躍進し、現在のオランダ政治の中心にいる政党のひとつだ。オランダでは移民・難民政策をめぐる対立が近年の選挙で最大の争点となっており、街頭の衝突もその延長線上にあると見るのが自然だろう。

デモの自由と暴力の線引き

オランダは集会・表現の自由が手厚く保障された国で、行政は原則としてデモを止めない。一方で、市長が治安上の理由から集会の中止や解散を命じる権限を持つ。今回の解散命令も、主張の中身ではなく現場の安全を理由とした判断とみられる。主張の自由は守りつつ暴力は許さない——この線引きをどう運用するかは、欧州各国が共通して抱える難題でもある。

※本記事はオランダの現地報道をもとに、編集部が日本語で再構成したものです。

📰 情報ソース:Omroep West

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