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フランス極右RNのバルデラ党首に反ユダヤ主義疑惑、イスラエル閣僚が擁護

フランスの極右政党RNのバルデラ党首に、調査報道サイト「メディアパルト」が反ユダヤ主義の疑いを報じた。これに対し、イスラエルの反ユダヤ主義対策担当相が同氏を擁護し、波紋が広がっている。

フランス極右RNのバルデラ党首に反ユダヤ主義疑惑、イスラエル閣僚が擁護
🔥🔥 ローカル度・高

この記事のポイント

  • フランスの調査報道サイト「メディアパルト」が、極右RNのバルデラ党首に反ユダヤ主義の疑いがあると報じた。
  • イスラエルで反ユダヤ主義対策を担当する閣僚がバルデラ氏を擁護し、その意外さが仏メディアで話題になった。
  • RNは前身の国民戦線時代から反ユダヤ主義のイメージを抱えており、今回の疑惑は党の信頼性に関わる敏感な問題だ。
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調査報道をきっかけに疑惑が浮上

フランスの極右政党「国民連合(RN)」のジョルダン・バルデラ党首をめぐり、反ユダヤ主義の疑いが論争になっています。発端は、フランスの独立系調査報道サイト「メディアパルト(Mediapart)」が同氏についての調査記事を公表したことです。現地報道によると、RN側はこの報道に強く反発しました。メディアパルトはこれに対し、RNの反応を「驚くほどの暴力性」だと批判しており、党とメディアの対立が深まっています。なお、調査記事で具体的にどのような事実が指摘されたのか、詳細は今回の元になった報道の要約からは確認できません。

イスラエルの担当相が「擁護」に回る

今回の騒動で注目を集めたのは、イスラエル政府で反ユダヤ主義対策を担当する閣僚がバルデラ氏を擁護したことです。反ユダヤ主義と闘う立場の閣僚が、反ユダヤ主義を疑われる人物の側に立ったことになり、仏紙「シュッド・ウエスト」や「20 Minutes」などが意外な展開として報じました。

こうした動きの背景として、イスラエルの現政権の一部が、欧州の右派・ナショナリスト政党との関係づくりを進めてきたことが挙げられます。これらの政党の多くは、イスラム過激主義への強硬姿勢やイスラエル支持を打ち出しています。ただし、今回の発言にどんな意図があったのかは、現時点では推測の域を出ません。

RNと「反ユダヤ主義」という古い問題

RNは、1972年にジャン=マリー・ル・ペン氏が創設した「国民戦線(FN)」の後身です。創設者自身がナチスによるユダヤ人虐殺を軽視する発言を繰り返し、有罪判決も受けたことから、党には長く反ユダヤ主義のイメージがつきまとってきました。娘のマリーヌ・ル・ペン氏は党名を変え、父を除名するなどして「脱悪魔化」と呼ばれるイメージ刷新を進めました。その路線を受け継いで党の顔となったのが、若手のバルデラ氏です。

近年のRNは、ユダヤ系市民の保護を訴えるなどして支持を広げてきました。一方で、左派や一部のユダヤ系団体は、党の体質は変わっていないと警戒を続けています。そのため、今回の疑惑は党の信頼性に関わる、敏感な問題になっています。

今後の焦点

バルデラ氏は、フランス国内で次期大統領選の有力候補の一人と目されています。今回の調査報道がどれほど説得力のある材料を示しているのか、またイスラエル側の擁護が国内の世論にどう受け止められるのかが、今後の焦点になりそうです。報道機関と政党の緊張関係も含め、議論はしばらく続くとみられます。

※本記事はフランスの現地報道をもとに、編集部が日本語で再構成したものです。

📰 情報ソース:Sud Ouest

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