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フランスで高校封鎖が拡大、教育相が生徒団体と会談へ 数十校が遠隔授業に

フランス各地で高校生による校門封鎖が広がり、ジェフレ教育相は金曜に生徒団体と面会すると表明。数十校が遠隔授業に切り替え、BTSなどの登録料措置は撤回された。

フランスで高校封鎖が拡大、教育相が生徒団体と会談へ 数十校が遠隔授業に
🔥🔥 ローカル度・高

この記事のポイント

  • フランス各地で高校生による校門封鎖が拡大し、数十校が対面授業をやめて遠隔授業に切り替えた。
  • ジェフレ教育相は金曜に生徒団体と面会すると表明し、BTSや準備学級の登録料措置の撤回も発表した。
  • 現地報道では1日で1900人余りが拘束されたと伝えられ、ニュネス内相は一部の暴力行為を強く非難した。
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高校封鎖が各地に拡大

フランスで、高校生による「ブロカージュ(封鎖)」と呼ばれる抗議行動が各地に広がっている。ブロカージュとは、生徒が校門前にごみ箱やバリケードを積み上げて登校を物理的に妨げる、フランスでは半ば伝統的な抗議の手法だ。ル・モンド紙の速報によると、混乱を避けるため数十校が対面授業を取りやめ、遠隔授業に切り替える事態になっている。

教育相、生徒団体との面会を表明

エドゥアール・ジェフレ国民教育相は、金曜日に高校生の団体(全国規模の生徒組合など)を省に招いて話し合うと発表した。対話の姿勢を前面に出すことで、事態の沈静化を図る狙いとみられる。

あわせてジェフレ氏は、抗議の火種の一つとなっていた予算措置、すなわち奨学金を受けていない学生を対象にしたBTS(上級技術者免状)課程とグランゼコール準備学級の登録料に関する措置を撤回すると表明した。BTSは高校卒業後に2年間で取得する職業系の学位、準備学級は難関高等教育機関「グランゼコール」の入試に備える高校併設の課程で、いずれも公立では原則無償で学べてきた。フランスでは教育の無償性への意識が強く、学生の負担増につながる措置は若者の反発を招きやすい。

内相は「歯止めのない暴力」と非難

一方で現地報道によれば、封鎖に関連して1日で1900人余りが身柄を拘束されたと伝えられ、ローラン・ニュネス内相は一部の行為を「歯止めのない暴力」と非難した。拘束者数は当局発表に基づく速報値であり、今後修正される可能性がある。

背景と今後

フランスでは政府の財政再建を巡る予算措置が議論の的となっており、教育分野や若者への影響が焦点の一つになっている。高校生の運動は過去にも年金改革や教育改革の際に大規模化した経緯があり、政府が早い段階で対話に乗り出したのは、運動の長期化や過激化を防ぐためと考えられる。金曜の面会で生徒側の要求がどこまで受け入れられるかが、封鎖の収束を左右しそうだ。

※本記事はフランスの現地報道をもとに、編集部が日本語で再構成したものです。

📰 情報ソース:Le Monde.fr

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