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英国・スターマー首相の地元補選、労働党が死守 緑の党党首は敗北

ロンドン北部ホルボーン&セント・パンクラス選挙区の補欠選挙で労働党が勝利。緑の党のポランスキー党首は敗れたが続投を明言した。

英国・スターマー首相の地元補選、労働党が死守 緑の党党首は敗北
🔥🔥 ローカル度・高

この記事のポイント

  • ロンドン北部ホルボーン&セント・パンクラス補選で、労働党のサガル・アブディ=ワリ氏が勝利し議席を守った。
  • 緑の党のザック・ポランスキー党首が自ら出馬して首相の地元に挑んだが、労働党に及ばなかった。
  • ポランスキー氏は敗北後も党首続投を明言。緑の党の存在感拡大は労働党への左からの圧力を示す。
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首相の地元で行われた注目の補欠選挙

英国ロンドン北部の下院選挙区「ホルボーン&セント・パンクラス」で補欠選挙が行われ、与党・労働党の候補サガル・アブディ=ワリ氏が勝利しました。この選挙区は、労働党のキア・スターマー氏が長年議席を守ってきた「首相のお膝元」として知られ、英国内では結果が全国政治の風向きを占う材料として注目されていました。

ホルボーン&セント・パンクラスは、キングス・クロス駅やセント・パンクラス駅、大英博物館などを含むカムデン区の中心部にあたる選挙区です。学生や若い専門職、移民コミュニティが多く、伝統的に労働党が強い地盤とされてきました。

緑の党党首が自ら出馬、しかし届かず

今回の補選で最大の話題となったのは、緑の党(イングランド・ウェールズ緑の党)のザック・ポランスキー党首が自ら候補者として名乗りを上げたことです。緑の党は近年、環境政策に加えて生活費高騰への対応や住宅問題などで左派寄りの主張を強め、労働党に不満を持つ有権者の受け皿として支持を伸ばしてきたと英国メディアは伝えています。党首本人が首相の地元に挑むという構図は、労働党への「挑戦状」として大きく報じられました。

結果として労働党が議席を守りましたが、ポランスキー氏は敗北後も「間違いなく」党首にとどまる意向を示しました。党首が補選で敗れた場合、党内から責任論が出ることもありますが、本人は続投を明言した形です。

労働党にとっての意味

英国では補欠選挙が政権への「中間評価」として扱われることが多く、与党が議席を失う例も珍しくありません。今回は労働党が議席を維持したことで、英紙は「スターマー氏の議席を守った」と報じています。一方で、緑の党が首相の地元で党首を立てて挑戦できるほど存在感を強めている点は、労働党にとって左側からの圧力が続いていることを示しているとも言えるでしょう。

なお、今回の補選が実施された経緯や各候補の得票数などの詳細については、本記事の元となった速報では確認できていません。今後の英国メディアの続報で、得票の内訳や党内の反応が明らかになるとみられます。

日本の読者への補足

英国の下院は小選挙区制で、議員の辞職や死去などで欠員が出ると、その選挙区だけで補欠選挙が行われます。日本の衆院補選に近い仕組みですが、英国では党首クラスが自ら出馬することは比較的珍しく、今回の緑の党の動きは異例の選択として受け止められています。

※本記事は英国の現地報道をもとに、編集部が日本語で再構成したものです。

📰 情報ソース:The Guardian

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