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タイ社会保障基金の理事選挙、改革派「進歩派」が労使両側で優勢

タイで社会保障基金の理事を選ぶ選挙の開票が進み、改革派の「進歩派社会保障グループ」が労使両側で優勢と報じられた。投票者数も大きく増えたという。

タイ社会保障基金の理事選挙、改革派「進歩派」が労使両側で優勢
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この記事のポイント

  • タイの社会保障基金の理事選挙で開票が進み、改革派の「進歩派社会保障グループ」が労使両側で先行と報道。
  • 労働省の事務次官によると、投票した人の数は前回より331%伸び、制度への関心の高まりがうかがえる。
  • 年金や基金運用の透明性が課題となるなか、改革派の伸びが理事会の議論に影響する可能性がある。
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社会保障基金の理事を選ぶ選挙で開票

タイで、社会保障基金の運営方針を決める理事会(通称「社会保障ボード」)の選挙が行われ、開票が進んでいます。複数の現地メディアによると、改革を掲げる「進歩派社会保障グループ」の候補が、雇用者(使用者)側・被保険者(労働者)側の両方で先行していると伝えられています。タイ仏暦2569年(西暦2026年)の今回の選挙は、会社員などの加入者や雇用主が、自分たちの代表を投票で選ぶ仕組みです。

そもそも「社会保障基金」とは

タイの社会保障制度は、民間企業で働く人と雇用主が保険料を出し合い、医療・出産・障害・失業・老齢年金などの給付にあてる公的な保険です。日本でいえば、健康保険・厚生年金・雇用保険を一つにまとめたような制度で、労働省の下にある社会保障事務局が運営しています。加入者は1,000万人を超えるとされ、積み立てられた基金は巨額です。その運用や給付内容を左右する理事会は、政府・雇用者・労働者の代表で構成されています。

以前は労使の代表が実質的に任命で決まっていましたが、加入者が直接選ぶ選挙が2023年12月に初めて実施されました。このとき、若い世代の支持を集めた「進歩派」のグループが労働者側で大きく議席を得たことが注目を集めました。

投票者が大幅に増加

今回、労働省の事務次官は投票を締め切った後、投票した人の数が前回と比べて331%伸びたと明らかにしたと報じられています。増加の詳しい内訳はまだ分かりませんが、前回の選挙をきっかけに、制度への関心が高まったことが背景にあるとみられます。

開票所の一つとなった労働省の投票所には、野党・人民党の下院議員ラッチャノック・シーノーク氏(愛称「アイス」)が立ち会い、開票を見守ったと伝えられています。また、開票をめぐっては、別の候補陣営の人物と同氏の間で、SNSなどを通じたとげのあるやりとりもあったと報じられており、選挙が政治的にも注目されていることがうかがえます。

今後の焦点

社会保障基金をめぐっては、年金の支給開始年齢の引き上げ論議や、基金の運用の透明性、医療サービスの質などが課題とされてきました。改革派が雇用者側でも議席を伸ばすことになれば、理事会での議論の進め方が変わる可能性があります。ただし最終的な結果は正式な発表を待つ必要があり、現時点の情報は開票途中の報道にもとづくものです。

※本記事はタイの現地報道をもとに、編集部が日本語で再構成したものです。

📰 情報ソース:pptvhd36.com

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