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インドネシア、ジャカルタ中心部でグリーンピースが抗議 政府「気候危機と生活費は大統領も重視」

ジャカルタ中心部のロータリーにグリーンピースが横断幕を掲げて抗議しました。政府の広報機関のトップは、気候危機と生活費の問題は大統領も重視していると応じました。

インドネシア、ジャカルタ中心部でグリーンピースが抗議 政府「気候危機と生活費は大統領も重視」
🔥🔥 ローカル度・高

この記事のポイント

  • ジャカルタ中心部のロータリーで、グリーンピースが気候危機を訴える横断幕を掲げて抗議した。
  • 政府の広報機関の長官は、気候危機と生活費の問題は大統領も重視していると述べ、抗議を尊重すると応じた。
  • 横断幕を設置した人たちは首都圏警察に連れて行かれた後、帰宅を許された。具体的な新しい政策は示されていない。
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首都の象徴的な場所で横断幕

インドネシアの首都ジャカルタで、国際環境NGOのグリーンピースが気候問題を訴える横断幕を掲げ、政府が公式に反応しました。現地の主要メディアが相次いで報じています。場所はジャカルタ中心部の「ブンダランHI(ホテル・インドネシア前ロータリー)」です。大通りが交わる市の中心で、噴水のある記念碑が建ち、デモや大きな催しがよく開かれます。日本でいえば、東京の主要な交差点のような目立つ場所です。

報道によると、横断幕を設置した人たちはいったんジャカルタ首都圏警察(ポルダ・メトロジャヤ)に連れて行かれ、その後帰宅を許されました。具体的にどんな容疑で事情を聴かれたのか、横断幕に何と書かれていたのかは、元の報道の要約からは確認できません。

政府「抗議は尊重する」

この行動に応じたのは、政府の広報を担う「政府コミュニケーション庁(Bakom)」のトップです。この機関は政府の方針を国内外に伝える役所で、現地では長官を略して「Kabakom」と呼びます。長官は「気候危機と生活費の問題は大統領も重視している」と述べ、政府はグリーンピースの行動を尊重し、気候危機に取り組む姿勢を改めて示したと伝えられています。

大統領は2024年10月に就任したプラボウォ・スビアント氏です。抗議を頭から否定せず「同じ問題意識を持っている」と示すのは、批判をやわらげるための広報ではよくあるやり方です。ただ、具体的な新しい政策の発表があったかどうかは、報道からは分かりません。

「気候」と「暮らし」を結びつけた訴え

大手紙コンパスは、この横断幕を「市民の不安の声」と表現しました。今回の訴えで目を引くのは、気候危機と生活費の高さを並べて取り上げた点です。インドネシアは世界でも有数の石炭の生産・輸出国で、発電の多くを石炭火力に頼っています。また、森林の減少や洪水、海面の上昇といった気候に関わる問題を多く抱えています。一方で、食料品や燃料の値段の動きは市民の生活に直接響き、政治の大きな争点になりやすい話題です。

環境の問題を「暮らしの問題」として示せば、より多くの市民の共感を集めやすくなります。これは環境団体がよく使う戦略だと考えられます。政府が言葉どおりに具体的な対策を打ち出すのか、それとも広報上の受け答えで終わるのか。今後の政策の動きが注目されます。

※本記事はインドネシアの現地報道をもとに、編集部が日本語で再構成したものです。

📰 情報ソース:detikNews

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