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ベオグラード中心部に緊張 ポーランド各紙がセルビア情勢を注視

セルビアの首都ベオグラード中心部で通りが封鎖され、武装した警察官が増えていると、ポーランドのメディアが伝えた。選挙をめぐる動きとの関係が注目されている。

ベオグラード中心部に緊張 ポーランド各紙がセルビア情勢を注視
🔥🔥 ローカル度・高

この記事のポイント

  • ポーランドのメディアによると、ベオグラード中心部で通りが封鎖され、武装した警察官が増えている。
  • 2024年のノヴィ・サドの駅事故以来、セルビアでは政権に抗議する運動が続き、対立が深まっている。
  • ロシアに近いとされるヴチッチ政権の行方が、ロシアを警戒するポーランドで注目されている。
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首都中心部で通りを封鎖、警察官の姿が増える

ポーランドのニュースサイト「インテリア(Interia)」は、セルビアの首都ベオグラードの中心部で緊張が高まっていると報じました。複数の通りが封鎖され、武装した警察官が少しずつ増えているといいます。ポーランドでは同じ時期に、ほかの主要メディアもセルビアの選挙や政権の行方を相次いで取り上げており、隣国ではないセルビアの情勢に強い関心が向けられています。

報道からは、封鎖がいつまで続くのか、衝突やけが人が出ているのかといった詳しい状況は分かっていません。現時点で言えるのは、首都の中心部で警察の警備が目立って強まっている、ということまでです。

背景にある政治の対立

セルビアは旧ユーゴスラビアを構成した国の一つで、バルカン半島の内陸にあります。EUへの加盟を目指す一方、ロシアとの関係も深く、両方の間でバランスをとる外交を続けてきました。長く政権を握ってきたのはアレクサンダル・ヴチッチ大統領と、与党のセルビア進歩党です。

2024年11月、北部の都市ノヴィ・サドで駅のひさしが崩れ、多くの死者が出ました。これをきっかけに、手抜き工事や汚職を疑う声が広がり、学生を中心とした抗議運動が全国に広がりました。抗議する人たちは、政権の責任を問い、早期の選挙を求めてきました。今回ベオグラードで警察の警備が強まっているのも、こうした長く続く対立の流れの中で起きていると見られます。ただし、今回の封鎖の直接の理由について、報道ははっきり伝えていません。

ポーランドが注目する理由

ポーランドのメディアがセルビアに注目する理由は、主にロシアとの関係です。ポーランドはロシアのウクライナ侵攻以来、ロシアへの警戒をとくに強めてきた国の一つです。ポーランドの報道の中には、ヴチッチ大統領を「欧州に残るプーチン大統領の最後の友人」と呼び、政権が弱まればロシアにとって痛手になる、という見方を紹介するものもあります。

セルビアが今後、EUに近づくのか、ロシアとの関係を保つのかは、EUの東の端にあるポーランドにとっても、地域の安全に関わる問題です。ベオグラードの緊張が平和的に収まるのか、さらに強まるのかは、まだ分かりません。今後の政権側と抗議側の動きが注目されます。

※本記事はポーランドの現地報道をもとに、編集部が日本語で再構成したものです。

📰 情報ソース:Interia Wydarzenia

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