
この記事のポイント
- インドのモディ首相のオークランド訪問に合わせ会場前で抗議と支持が対峙した
- 抗議側からは「送り返せ」との強い言葉も聞かれ緊張が高まった
- 会場には厳重な警備が敷かれ大きな衝突には至らなかったとされる
インドのナレンドラ・モディ首相がニュージーランド最大の都市オークランドを訪問したのに合わせ、会場となったスパーク・アリーナ(Spark Arena、市中心部にある大型屋内イベント施設)の外で、訪問に抗議する人々と歓迎する支持者が向かい合う場面が見られた。地元報道によると、双方が声を上げ、一時的に緊張が高まったという。
「送り返せ」——抗議と支持が交錯
抗議側の一部からは「Send them back(送り返せ)」といった強い言葉も聞かれたと報じられている。一方で会場周辺には、モディ首相の訪問を歓迎するインド系住民を中心とした支持者も多数集まり、両者が路上で対峙する構図となった。会場の内外には厳重な警備が敷かれ、大きな衝突には至らなかったとされる。
背景にある政治的な立場の違い
モディ首相は、インドの与党・インド人民党(BJP)を率いる指導者で、ヒンドゥー至上主義的とされる政策や、宗教的少数派・人権をめぐる姿勢に対して国内外で賛否が分かれてきた。今回のニュージーランドでも、そうした立場の違いが在留インド系コミュニティの内部にも反映され、抗議と支持の双方が表面化した形とみられる。ただし、参加者それぞれの具体的な主張の内訳までは現地報道からは断定できない。
歴史的訪問という文脈
今回はインドの首相として異例の規模の訪問と位置づけられており、政治指導者やコミュニティの代表との面会も予定されていた。ニュージーランドには近年インド系の移民・留学生が増えており、両国の関係が深まる中での訪問だっただけに、会場前の対峙は現地の関心を集めた。日本ではあまり報じられにくいが、移民社会を抱える国ならではの光景といえる。
※本記事はニュージーランドの現地報道をもとに、編集部が日本語で再構成したものです。
📰 情報ソース:NZ Herald




