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カナダ、トランプ氏のCUSMA非更新発言に警戒 B.C.州首相は「陳腐な続編」と批判

前米大統領トランプ氏が北米貿易協定CUSMAの非更新を示唆し、カナダで波紋を広げています。ブリティッシュコロンビア州首相は「陳腐な続編」と批判するなど警戒感が顕著です。

カナダ、トランプ氏のCUSMA非更新発言に警戒 B.C.州首相は「陳腐な続編」と批判
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この記事のポイント

  • トランプ前米大統領が北米貿易協定CUSMAの非更新の可能性に言及し、カナダで波紋を呼んでいます。
  • ブリティッシュコロンビア州のイービー首相は、トランプ氏の発言を「陳腐な続編」と強く非難しました。
  • CUSMAはカナダ経済の重要基盤であり、政府は米国大統領選の結果を注視する構えです。
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前米大統領ドナルド・トランプ氏が、カナダ、米国、メキシコ間の北米貿易協定(CUSMA、米国ではUSMCA)について、次期任期では更新しない可能性に言及し、カナダ国内で警戒感が広がっています。

特にカナダ西部のブリティッシュコロンビア(B.C.)州のデイビッド・イービー首相は、トランプ氏の発言を強く批判。「1987年の本に対する陳腐な続編だ」と形容しました。この「1987年の本」とは、当時のカナダと米国の貿易摩擦や米国の保護主義的傾向を議論した著作を指すと見られ、トランプ氏の姿勢が過去の保護主義的な主張の繰り返しに過ぎないという皮肉を込めたものです。

CUSMAは、1994年に発効した北米自由貿易協定(NAFTA)を、トランプ前政権下での再交渉を経て2020年に改定・更新したものです。自動車産業から農業、デジタル貿易まで、北米経済圏の貿易ルールを定めるこの協定は、カナダ経済にとって極めて重要な基盤となっています。

カナダは米国にとって最大の貿易相手国の一つであり、CUSMAはその関係を支える要です。協定が更新されないとなれば、カナダ経済に甚大な影響が及ぶ可能性があり、国内では懸念が深まっています。カナダ政府はこれまでも、CUSMAが三国いずれにとっても利益をもたらすものだと強調し、その重要性を訴えてきました。

トランプ氏は過去にも、多国間協定に懐疑的な姿勢を示し、「アメリカ・ファースト」政策を推進してきました。今回のCUSMAに関する発言も、来る米国大統領選挙を控え、自身の支持層に向けたメッセージという側面も指摘されていますが、具体的な貿易政策は選挙結果に大きく左右されます。

カナダ政府は、現時点ではコメントを控えつつも、米国での政治情勢の動向を注意深く見守っていく姿勢です。主要閣僚や州首相レベルでトランプ氏の動向に対する懸念が表明されることは、カナダが今回の発言を重く受け止めていることの表れと言えるでしょう。

※本記事はカナダの現地報道をもとに、編集部が日本語で再構成したものです。

📰 情報ソース:CTV News

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