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豪Newspoll、与党労働党が支持回復 予算「後退」で右派ワン・ネーションを抜き返す

オーストラリアの世論調査Newspollで、与党労働党が予算をめぐる方針転換後に支持を回復。右派ワン・ネーションが後退し、最大野党自由党は過去最低水準に沈んだ。

豪Newspoll、与党労働党が支持回復 予算「後退」で右派ワン・ネーションを抜き返す
🔥🔥 ローカル度・高

この記事のポイント

  • 与党労働党が予算方針の撤回後に世論調査で支持を回復し、リードを取り戻した。
  • 右派ワン・ネーションは支持を落とし、最大野党・自由党は過去最低水準に沈んだ。
  • 一つの調査は変動しやすく、傾向が定着するかは次回以降の調査が焦点となる。
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オーストラリアの主要紙が報じる世論調査「Newspoll(ニューズポール)」の最新結果で、与党・労働党(中道左派)が支持を持ち直したことが話題になっている。きっかけとされるのは、政府が予算(バジェット)をめぐる方針を一部引っ込めた、いわゆる「バックフリップ(撤回・方針転換)」だ。報道では、これにより労働党が右派の新興勢力ワン・ネーションを再び上回り、世論調査上のリードを取り戻したと伝えられている。

Newspollとは何か

Newspollは、オーストラリアの全国紙『ジ・オーストラリアン』などが定期的に公表している代表的な世論調査だ。日本でいう各社の内閣支持率調査に近い位置づけで、政党支持率や首相の評価を測る指標として政界で重視されている。オーストラリアの選挙では、最終的な議席を予測するうえで「二大政党優先投票(2党対決ベースの支持率)」が注目される点が日本と異なる。

「予算の後退」が支持回復の引き金に

今回の変化の背景にあるとされるのが、政府による予算・税制方針の見直しだ。報道は「タックス・バックフリップ(税をめぐる方針転換)」という表現を使っており、政府が当初の方針から一歩引いたことが、有権者の反発をやわらげたと分析されている。労働党側はこの調査結果を「ささやかな(modest)改善」と慎重に受け止めているとされ、大勝とまでは言えない小幅な回復という見方が強い。具体的な数値は調査ごとに変動するため、ここでは傾向としての受け止めにとどめておきたい。

右派の後退と野党・自由党の低迷

一方で、近年支持を伸ばしてきた右派政党ワン・ネーション(党首は長年看板を務めるポーリン・ハンソン氏)は、今回は支持を落としたと報じられている。さらに注目されているのが、伝統的な保守の最大野党・自由党(リベラル=Liberals、名称は「自由」だが日本の感覚では保守政党にあたる)の不振で、報道は同党が過去最低水準に沈んだと伝える。保守票がワン・ネーションと自由党の間で割れている構図がうかがえ、野党陣営の立て直しが課題として浮かび上がっている。

日本の読者が押さえておきたい視点

ひとつの世論調査は誤差を含み、短期的に上下しやすい。今回の数字も「政府の方針転換に有権者が一定の評価を示した」一方で、「保守側の支持が分散している」という二つの流れを映したものと読むのが妥当だろう。次回以降の調査でこの傾向が定着するかどうかが、今後の焦点になりそうだ。

※本記事はオーストラリアの現地報道をもとに、編集部が日本語で再構成したものです。

📰 情報ソース:The Australian

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