
この記事のポイント
- 強い台風バービーの暴風圏が350キロに達し、台湾では回避困難と警戒が広がっている。
- 最新予測では金曜夜から北部を中心に暴風圏の影響が強まる可能性がある。
- 台北市長は台風休暇の判断を周辺自治体と一体の生活圏で検討する姿勢を示した。
暴風圏350キロの強い台風が台湾へ
台湾で、強い台風「バービー(巴威)」の接近が大きな注目を集めています。現地の気象系SNS(気象情報を発信する人気アカウント)は、この台風の暴風圏(強風域)が350キロに達しているとし、「台湾は根本的にかわしようがない」と強い警戒を呼びかけました。台湾では夏から秋にかけて台風が頻繁に接近しますが、今回は規模の大きさから注目度が高くなっています。
金曜夜から北部が暴風圏に入るおそれ
現地報道によると、最新の予測進路では金曜の夜あたりから暴風圏の影響が本格化し、台湾北部を横切るように影響が及ぶ可能性が指摘されています。日中は晴れて蒸し暑い状態が続く一方で、台風本体の接近前は天候が穏やかに見えるため、「油断は禁物」との注意も出ています。進路や勢力は今後の観測で変わり得るため、あくまで現時点の予測である点には留意が必要です。
焦点は「台風休暇」の判断
台湾では、暴風や大雨が基準を超える見込みになると、自治体の首長が「台風休暇(颱風假)」を発令し、学校や職場を休みにする制度があります。台北市の蔣万安(ジャン・ワンアン)市長は、休暇の判断について「基北北桃(キールン市・台北市・新北市・桃園市)は共通の生活圏として一体で考える必要がある」と述べ、周辺自治体と足並みをそろえて検討する姿勢を示しました。これらは台湾北部で人口が集中し、通勤・通学圏が重なるエリアで、休暇の可否が多くの住民の生活に直結します。
大型の台風は、暴風だけでなく大雨による河川の増水や交通の乱れも招きます。台湾当局は最新の気象情報に注意し、早めの備えをするよう呼びかけています。
※本記事は台湾の現地報道をもとに、編集部が日本語で再構成したものです。
📰 情報ソース:Yahoo新聞




