🌐 日本語

世界の声 — 各国のローカルニュースを、日本語で

購読するメール通知に登録

米国が「ビシュノイ・ギャング」幹部らを起訴 カナダBC州にも捜査の手

米当局がインド発の犯罪組織ビシュノイ・ギャングの幹部らを麻薬取引や暴力の罪で起訴。カナダ・ブリティッシュコロンビア州の関係者も対象となり、越境犯罪網の広がりが注目されている。

米国が「ビシュノイ・ギャング」幹部らを起訴 カナダBC州にも捜査の手
🔥🔥 ローカル度・高

この記事のポイント

  • 米当局がインド発の犯罪組織ビシュノイ・ギャング幹部らを麻薬・暴力の罪で起訴した。
  • カナダBC州の関係者や複数のカナダ人も捜査対象に名指しされたと報じられている。
  • 作戦名は『オペレーション・ハードボール』で、約20数人が逮捕されたとされる。
シェアX (Twitter)FacebookLINEはてブ

アメリカの司法当局が、インドを拠点とする犯罪組織「ビシュノイ・ギャング」の幹部らを、麻薬取引や暴力行為などの罪で起訴したと発表しました。捜査の対象にはカナダ西部・ブリティッシュコロンビア州(BC州。州都はビクトリア、最大都市はバンクーバー)に関係する人物も含まれており、この犯罪組織の活動が北米にまで広がっている実態が改めて浮き彫りになりました。

「ビシュノイ・ギャング」とは

ビシュノイ・ギャングは、インドの受刑者とされる人物を中心に運営されているとされる犯罪グループです。指導者格の人物は服役中でありながら、外部の協力者を通じて組織を動かしていると各報道は伝えています。麻薬や武器の取引、恐喝、暴力事件への関与などが指摘されており、インド国内だけでなく国境を越えたネットワークを持つ点が特徴とされます。日本ではなじみの薄い組織ですが、近年、北米の治安当局が警戒を強めている名前です。

カナダとの接点

今回の一連の報道では、複数のカナダ人が捜査対象として名指しされたと伝えられています。またBC州で2023年に起きた、シク教独立運動の活動家ハーディープ・シン・ニジャール氏の殺害事件との関連を指摘する報道もあります。ただし、事件の首謀や指示関係については捜査・司法手続きの途上であり、現時点で確定した事実として断定できる段階ではありません。カナダとインドの間ではこの事件をめぐって外交的な緊張が続いてきた経緯があり、今回の米国の動きもその文脈の中で注目されています。

「オペレーション・ハードボール」

報道によれば、今回の摘発は「オペレーション・ハードボール(Operation Hard Ball)」と呼ばれる捜査の一環で、およそ20数人が逮捕されたとされています。複数の国の当局が連携した越境的な取り締まりであり、組織犯罪が一国内にとどまらず、インド・カナダ・米国をまたいで展開している現状を象徴する動きといえます。

※本記事はカナダの現地報道をもとに、編集部が日本語で再構成したものです。

📰 情報ソース:Vancouver Sun

シェアX (Twitter)FacebookLINEはてブ