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台湾・国民党の院内総務が予算協議を欠席 立法院長・韓国瑜が異例の反応

台湾の立法院で、与野党による総予算の協議に国民党の院内総務・傅崐萁氏が姿を見せず、立法院長の韓国瑜氏が反応。傅氏は「行政権による国会軽視への穏やかな抗議」と説明した。

台湾・国民党の院内総務が予算協議を欠席 立法院長・韓国瑜が異例の反応
🔥🔥 ローカル度・高

この記事のポイント

  • 台湾の立法院で総予算の与野党協議に、最大野党・国民党の院内総務が欠席した。
  • 立法院長の韓国瑜氏がこの欠席に反応し、議事運営をめぐる緊張が表面化した。
  • 傅崐萁氏は行政府による国会軽視への「穏やかな抗議」だと欠席理由を説明した。
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予算協議の欠席が波紋を呼ぶ

台湾の国会にあたる「立法院」で、2026年度の総予算をめぐる与野党協議に、最大野党・国民党(KMT)の院内総務を務める傅崐萁(ふ・こんき)氏が出席しなかったことが話題となっています。台湾では重要法案や予算の扱いをめぐり、与野党の代表者が事前に折衝する「朝野協商(与野党協議)」という慣行があり、各党の院内をとりまとめる幹部が出席するのが通例です。その場に最大野党の責任者が現れなかったことで、協議の進め方をめぐる駆け引きが表面化しました。

立法院長・韓国瑜氏が反応

この欠席に対し、立法院長(国会議長に相当)を務める韓国瑜(かん・こくゆ)氏が反応したと台湾各紙が報じています。韓氏は高雄市長を経て2020年の総統選挙にも出馬した国民党の有力政治家で、現在は立法院のトップとして議事運営を担う立場にあります。報道によれば、協議の場に責任者が不在だったことへの不満や、議長としての立場に関わる発言があったとされますが、やり取りの正確な文言については報道各社で表現に幅があり、断定は避けられています。

傅氏は「穏やかな抗議」と説明

傅崐萁氏側は欠席について、行政府(内閣に相当する行政院)が国会を軽視しているとして、それに対する「軟性抗議(穏やかな・実力行使を伴わない抗議)」だと説明したと伝えられています。台湾では2024年の選挙以降、総統・行政院を握る与党と、立法院で多数を占める野党勢力との「ねじれ」が続いており、予算や法案の審議は与野党の対立が起きやすい構図になっています。今回の欠席と、それに対する立法院長の反応も、こうした行政権と立法権の綱引きを背景に理解する必要があります。

今後の焦点

総予算は行政の運営に直結するため、協議が滞れば審議日程全体に影響が及ぶ可能性があります。一部報道では、無人機(ドローン)関連予算など個別項目で一定の合意に近づいたとの指摘もありますが、最大野党の責任者不在という異例の展開が、今後の与野党関係にどう影響するかが注目されます。

※本記事は台湾の現地報道をもとに、編集部が日本語で再構成したものです。

📰 情報ソース:UDN

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