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NZ首相ラクソン氏、党首の座を維持——国民党で信任投票を再び乗り切る

ニュージーランドのラクソン首相が党内の信任投票を乗り切り、与党・国民党の党首にとどまった。「会派は結束している」と強調するが、支持率の低下傾向は続く。

NZ首相ラクソン氏、党首の座を維持——国民党で信任投票を再び乗り切る
🔥🔥 ローカル度・高

この記事のポイント

  • ニュージーランドのラクソン首相が党内の信任を確認し、国民党の党首(=首相)にとどまった。
  • 議員団(コーカス)の意向で党首が決まる仕組みで、首相基盤の当面の安定を意味する。
  • 首相の支持率は低下傾向が続き、総選挙を前に党内の緊張がなお残るとみられる。
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ラクソン首相、党内の信任投票を乗り切る

ニュージーランドのクリストファー・ラクソン首相が、与党・国民党(National Party)内での党首信任をめぐる動きを乗り切り、引き続き党首(=首相)の座にとどまることになりました。ラクソン氏は「我々の会派(コーカス)は結束している」と述べ、所属議員団から「全面的な支持」を得ていると強調しています。地元報道によれば、首相が党首の座を問われる場面はこれで二度目とされます。

「コーカス」とは何か

ニュージーランドやオーストラリアなどの議院内閣制では、各政党の所属国会議員の集まりを「コーカス(caucus)」と呼びます。日本でいう「党の議員団」に近い存在で、党首の選出や交代はこの議員団の意向で決まります。首相は国民の直接投票ではなく議会の多数派から選ばれるため、党首の座を失えば首相の座も揺らぐ——という関係にあります。今回、ラクソン氏が議員団の信任を確認したことは、政権基盤の当面の安定を意味します。

支持率低下という逆風

もっとも、党首の座を維持したとはいえ、ラクソン氏を取り巻く環境は必ずしも順風ではありません。現地の世論調査では、首相としての評価が再び下がったと伝えられ、就任以来続く低下傾向が改めて意識されています。党内で党首の進退が取り沙汰される背景には、こうした支持の伸び悩みがあるとみられます。ニュージーランドでは次の総選挙が近づいており、党の「顔」である党首を選挙前にどうするかは、与党にとって重い判断となります。

現職首相が「交代」させられるとき

議院内閣制の国では、選挙を待たずに与党内部の判断で現職首相が交代する例が珍しくありません。近年ではオーストラリアで首相が任期途中に党内で交代する事態が繰り返されました。ラクソン氏は当面その事態を回避した形ですが、選挙をにらんで党内の緊張が続く可能性はあり、今後の展開が注目されます。

※本記事はニュージーランドの現地報道をもとに、編集部が日本語で再構成したものです。

📰 情報ソース:NZ Herald

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