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インドネシア・ジャワ海で旅客船が転覆 合板につかまり生還した乗客も

インドネシアのジャワ海で旅客船「ヴァーゴ・トランスポート8」が傾き転覆。乗客が投げ出され、警察も船艇と航空機を投入して捜索にあたっている。

インドネシア・ジャワ海で旅客船が転覆 合板につかまり生還した乗客も
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この記事のポイント

  • インドネシアのジャワ海で旅客船ヴァーゴ・トランスポート8が傾き転覆する事故が発生した。
  • 海に投げ出された乗客が浮いていた合板につかまって漂流し、救助されたと現地で報じられた。
  • 国家警察が船艇3隻と航空支援を投入し、行方不明者の捜索が続けられている。
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ジャワ海で旅客船が傾き、そのまま転覆

インドネシアのジャワ海(Laut Jawa)で、旅客船「KMヴァーゴ・トランスポート8(Virgo Transport 8)」が航行中に大きく傾き、そのまま転覆する事故が起きました。現地メディアは、船体が傾き始めてから転覆に至るまでの船内を「緊迫した空気に包まれた」と伝えています。乗客が撮影したとみられる映像や証言が現地報道で相次いで紹介され、インドネシア国内で大きく注目される事故となりました。

ジャワ海は、首都ジャカルタのあるジャワ島の北側に広がる海域で、カリマンタン島(ボルネオ島)やスマトラ島の一部と挟まれた比較的浅い海です。インドネシアは1万を超える島からなる島嶼(とうしょ)国家で、島と島を結ぶ足として旅客船・貨客船が日常的に使われており、ジャワ海はその主要ルートのひとつにあたります。

「合板につかまって助かった」乗客の証言

現地報道では、海に投げ出された乗客が浮いていた合板(ベニヤ板)につかまって漂流し、救助されるまで持ちこたえたという証言が伝えられています。救命胴衣や救命いかだではなく、たまたま浮いていた板にすがるしかなかったという状況は、転覆が急だったこと、そして救命設備が乗客全員に十分行き渡っていなかった可能性をうかがわせます。ただし、この点について公式な原因調査の結論が出たわけではなく、現時点では証言の域を出ません。

転覆の原因についても、報道段階では確定していません。一般に、この種の事故では過積載、貨物や乗客の片寄りによる復原性の悪化、悪天候による高波、船体の老朽化や改造といった要因が指摘されることが多く、インドネシアでも過去の海難事故で同様の点が問題になってきました。今回のケースに当てはまるかどうかは、当局の調査を待つ必要があります。

警察が船艇と航空支援を投入し捜索

インドネシア国家警察(Polri)は、行方不明者の捜索を強化するため警察の船艇3隻を出動させ、あわせて航空機による上空からの支援態勢をとったと発表しています。インドネシアでは海難救助は国家捜索救助庁(Basarnas)が中心となり、警察や海軍、地元漁船などが加わる形で捜索が行われるのが通例です。広い海域で漂流者を探すため、船と航空機を組み合わせた捜索が行われています。

救助された乗客の避難・搬送も進められていますが、乗船者数や安否の詳細な内訳は報道によって差があり、確定的な数字を挙げられる段階ではありません。インドネシアの海難事故では、当初の乗船名簿と実際の乗船者数が食い違うケースもたびたび報告されており、最終的な人数の確定に時間がかかることがあります。

日本の読者にとっての意味

インドネシアの島嶼間航路は、庶民にとって航空機より安価で欠かせない交通手段である一方、監督体制や船舶の整備状況にばらつきがあり、海難事故が繰り返されてきました。日本からの旅行者やビジネス関係者が地方の島へ渡る際にもこうしたローカル航路を利用することがあります。乗船時に救命胴衣の位置を確認する、天候が荒れている日は無理に乗らないといった基本的な自衛策は、依然として有効といえるでしょう。

※本記事はインドネシアの現地報道をもとに、編集部が日本語で再構成したものです。

📰 情報ソース:detikNews

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