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イスラエル総選挙直前の世論調査、ネタニヤフかアイゼンコットか

投票日直前のイスラエルで、最後の世論調査が相次いで公表された。与党連合の伸び悩みと野党側の健闘が伝えられ、組閣をめぐる情勢は依然として拮抗している。

イスラエル総選挙直前の世論調査、ネタニヤフかアイゼンコットか
🔥🔥 ローカル度・高

この記事のポイント

  • イスラエル総選挙を前に主要メディアが最後の世論調査を公表し、ネタニヤフ首相とアイゼンコット氏のどちらが組閣に近いかが焦点に。
  • 公共放送カンの調査では与党連合が50議席にとどまり、過半数61に届かない見通し。ベネット元首相の勢力の伸びも伝えられた。
  • 得票率3.25%未満の政党は議席ゼロとなる阻止条項があり、当落線上の小政党の動向が最終的な勢力図を左右する。
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投票日直前、各メディアが「最後の世論調査」を公表

イスラエルでは国会(クネセト)総選挙の投票日を目前に控え、主要メディアが投票前最後の世論調査を相次いで公表しました。経済紙グローブスは複数の調査を集計・平均する「ポール・オブ・ポールズ(調査の調査)」の手法で、現職のベンヤミン・ネタニヤフ首相と、野党側の有力候補ガディ・アイゼンコット氏のどちらが組閣に近いかを分析しています。アイゼンコット氏はイスラエル国防軍の元参謀総長で、戦時内閣にも加わった経歴を持つ政治家です。

カギを握る「61議席」と陣営(ブロック)の構図

イスラエルは全国1区の比例代表制をとり、定数は120議席です。単独で過半数を取る政党はまず現れないため、選挙後に複数政党で連立を組み、61議席以上を確保した陣営が政権を握ります。そのため現地の報道では、政党ごとの議席数に加えて、ネタニヤフ首相を支える現与党連合と、政権交代を目指す「変革ブロック」と呼ばれる野党側の、どちらが合計で多いかという「ブロックの構図」が大きく取り上げられます。

公共放送カンの調査では、現与党連合の予測議席は50議席にとどまり、ナフタリ・ベネット元首相の勢力が伸びていると伝えられました。民放チャンネル12の調査でも変革ブロックが勢いを増したとされます。一方で、両ブロックが互角だとする報道もあり、調査によって見え方は分かれています。

「阻止条項」で議席ゼロになる政党も

イスラエルの選挙には、得票率が一定の水準(現行制度では3.25%)に届かない政党には議席を配分しない「阻止条項」があります。チャンネル12の調査では、元軍人のオフェル・ヴィンテル氏の政党や、ヘンデル氏とゼリハ氏の陣営が阻止条項を下回る結果となったと報じられました。小さな政党が当落線上で消えると、その票は議席に結びつかない「死票」となり、ブロック全体の議席配分を大きく変えることがあります。

情勢は流動的、勝敗を決めるのは連立交渉

与党連合が過半数に届かないとの予測が多いものの、野党側もアラブ系政党の扱いなど、まとまって政権を組むうえでの課題を抱えているとみられます。過去の選挙でも、世論調査と実際の結果にずれが出た例は少なくありません。投票率や阻止条項ぎりぎりの政党の動向しだいで、最終的な議席は大きく変わり得ます。誰が首相になるかは、投票結果に加え、その後の連立交渉で決まることになりそうです。

※本記事はイスラエルの現地報道をもとに、編集部が日本語で再構成したものです。

📰 情報ソース:גלובס

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