
この記事のポイント
- ブリスベン南部ローガン市のパブ前で、走行中の車から人々に向けて発砲があり4人が負傷した。
- 現場ではボクシングイベントが開かれていて、若い女性1人が重体と報じられている。
- 銃規制が厳しいオーストラリアでも違法な銃による事件は起きており、詳しい経緯は捜査中。
ボクシングイベント会場の外で発砲
オーストラリア東部クイーンズランド州の州都ブリスベンの南にあるローガン市で、走行中の車から人々に向けて発砲する「ドライブバイ・シューティング」が起き、4人がけがをしました。ABC(オーストラリア放送協会)や英紙ガーディアンなどが伝えています。現場は、ローガン市ローガンホルム地区のパブ「Fitzys(フィッツィーズ)」の外です。当時はボクシングのイベントが開かれていて、外にいた人たちに向けて銃が撃たれたと報じられています。
若い女性が重体
報道によると、けが人のうち若い女性1人が重体です。この女性について、一部のメディアは10代の少女と伝えています。ほかの3人のけがの程度や、撃った人物の数・動機、容疑者の逮捕などは、現時点の報道からは確認できません。現地メディアは、現場にいた人の話として「辺り一面が血だらけだった」という言葉を伝えており、その場の混乱がうかがえます。警察が詳しい状況を調べているとみられます。
ローガンとはどんな街か
ローガン市は、ブリスベン中心部から車で30分ほどの南側に広がる郊外の街です。住宅地が多く、さまざまな国にルーツを持つ人々が暮らしています。ブリスベンと観光地ゴールドコーストの間にあり、パブは地域の人が集まる場になっています。オーストラリアのパブは、お酒を飲むだけでなく、食事やスポーツ観戦、地域のイベントの会場としても使われることが多い場所です。
銃規制が厳しい国での事件
オーストラリアは、1996年にタスマニア州ポートアーサーで起きた銃乱射事件をきっかけに、厳しい銃規制を導入した国として知られています。半自動小銃の禁止や登録制度の強化などで、銃による事件はアメリカなどに比べてかなり少ないとされます。それでも、違法に持たれた銃を使う事件は時々起きていて、人が集まる場所で一般の人が巻き込まれるたびに、社会に大きな衝撃を与えます。
今回の事件が特定の人を狙ったものか、偶然その場にいた人が巻き込まれたものかは、まだ分かっていません。捜査の進み具合とともに、地域の治安や違法な銃への対策について議論が起きる可能性もあります。
※本記事はオーストラリアの現地報道をもとに、編集部が日本語で再構成したものです。
📰 情報ソース:ABC News & Headlines – Australian Broadcasting Corporation




