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ベトナム・高校試験で不正疑惑、政府が徹底調査を指示

ベトナム北部トゥエンクアン省の名門校で数学満点が多発。試験規則違反の疑いで校長が立件され、政府は客観的で全面的な調査を求めた。

ベトナム・高校試験で不正疑惑、政府が徹底調査を指示
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この記事のポイント

  • ベトナム北部トゥエンクアン省の高校試験で規則違反の疑いが浮上した
  • 英才校で数学満点が146人に達し、異常値として問題視された
  • 女性校長が立件され、政府は客観的で全面的な調査を指示した
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北部の名門校で「数学満点」が多発

ベトナム北部の山岳地帯にあるトゥエンクアン省で、高校卒業試験(thi tốt nghiệp THPT)をめぐる規則違反の疑いが持ち上がり、政府が「客観的かつ全面的な調査」を指示したと現地メディアが伝えた。ベトナムの高校卒業試験は、卒業資格の認定だけでなく大学入学の判定にも用いられる重要な全国試験で、日本の「共通テスト」に近い位置づけとされる。それだけに、点数に不自然な偏りがあれば社会的な関心を集めやすい。

146人が数学で満点、異常値が発端に

問題視されているのは、同省の英才教育校(Trường THPT Chuyên=特定分野に秀でた生徒を集める「チュエン校」)で、数学の満点(10点)を取った受験者が146人に上ったとされる点だ。現地報道によれば、この数字が周辺校や例年の傾向と比べて突出していたことから、採点や試験運営に不正があったのではないかとの疑いが浮上した。ベトナムでは過去にも一部地域で試験結果の改ざん事件が明るみに出ており、当局は点数の異常値に敏感になっているとみられる。

校長が立件、指導部が調査を要求

捜査当局は、この学校の女性校長を試験規則違反に関連して立件(khởi tố=刑事手続きの開始)したと報じられている。報道では、校長は問題化する前に満点の多さについて説明していたとされるが、その内容の詳細や真偽については確定的なことは分かっていない。政府の指導部はこの件を「特に深刻」と位置づけ、関係機関に対し、事実関係を偏りなく徹底的に解明するよう求めたという。

試験の公正さが問われる

大学進学を左右する試験での不正疑惑は、当事者の生徒だけでなく、同じ試験を受けた全国の受験生の公平感にも関わる。現時点で、不正の具体的な手口や関与した人物の範囲、最終的な処分などは公式には確定していない。今後の捜査の進展と、教育当局による再発防止策が注目される。

※本記事はベトナムの現地報道をもとに、編集部が日本語で再構成したものです。

📰 情報ソース:Báo điện tử Tiền Phong

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