
この記事のポイント
- エア・インディアのプーケット発デリー行き便の機長が大麻使用、2度の検査で陽性と現地報道。
- 飛行中に高度が急低下する異例のトラブルが起き、調査の過程で検査結果が判明したとされる。
- インドのAAIBが証拠収集を進めており、いずれも関係者情報で当局の確定発表は未了。
「機長が大麻使用」インド発の報道
タイのリゾート地プーケットからインドの首都デリーに向かったエア・インディア(Air India/インドを代表する航空会社)の便をめぐり、操縦していた機長が大麻を使用し、複数回の薬物検査で陽性反応を示したとインドの主要メディア(NDTVやThe Times of Indiaなど)が関係者の話として報じました。報道によれば、最初の検査に続いて実施された確認用の再検査でも同じく大麻の陽性反応が出たとされます。ただし、いずれも「関係者(sources)」を根拠とした情報であり、当局による正式な確定発表として断定できる段階ではない点には注意が必要です。
飛行中のトラブルが調査の発端に
この問題が表面化した背景には、同じ便で起きたとされる飛行中のトラブルがあります。現地報道では、この機体が飛行制御に関わる異例の事象に見舞われ、一時的に高度が大きく下がったと伝えられています。航空機の運航では、こうした異常が起きた際に原因究明のため乗員の健康状態や薬物検査が改めて確認されるのが一般的で、今回の検査結果もその過程で判明したとみられます。
AAIBが証拠収集、インドの安全体制に関心
インドの航空事故調査局にあたるAAIB(航空機事故調査局)が、この便で何が起きたのかを解明するため関連する証拠の収集を進めていると報じられています。インドは近年、国内航空需要の急拡大に伴い運航便数が増えており、パイロットの健康管理や薬物検査といった安全体制のあり方に社会的な関心が高まっています。乗員の薬物使用は世界の航空業界でも重大な規律違反と位置づけられており、事実であれば厳しい処分や免許停止につながる可能性があります。
現時点では調査は途上であり、機長の使用が飛行トラブルに直接結びついたのかどうかを含め、確定した結論は出ていません。今後の当局の公式発表が注目されます。
※本記事はインドの現地報道をもとに、編集部が日本語で再構成したものです。
📰 情報ソース:NDTV




