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ベトナムで数学満点147人の異常、監督教員を逮捕 「各試験室2〜3分」の不正手口

ベトナム北部トゥエンクアン省の名門校で、数学の満点が147人に上る異常が発覚。試験監督の教員が逮捕され、短時間で答えを教えていた疑いが浮上している。

ベトナムで数学満点147人の異常、監督教員を逮捕 「各試験室2〜3分」の不正手口
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この記事のポイント

  • ベトナム北部の名門校で数学の満点が147人に達し、不自然な結果として不正が発覚した
  • 試験監督の教員が逮捕され、各室2〜3分の短時間で解答を伝えた疑いが持たれている
  • 対象受験生には厳重警備の下で再試験が実施され、教育の公正性回復が問われている
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数学で満点147人という「あり得ない」数字

ベトナム北部の山あいにあるトゥエンクアン省で、高校の卒業試験をめぐる不正事件が大きな注目を集めています。地元の名門校(ベトナムで「専門学校=Trường chuyên」と呼ばれる、成績優秀者を集めた進学校)を会場とした試験で、数学の満点(10点満点の10点)を取った受験生が147人に達し、あまりに多すぎる不自然な結果として発覚しました。

ベトナムの高校卒業試験(kỳ thi tốt nghiệp THPT)は、日本の大学入学共通テストに近い全国一斉の重要な試験です。大学進学の合否を大きく左右するため、地域や学校ぐるみの不正が過去にも問題化してきました。今回もその文脈で捉えられています。

「各試験室に2〜3分だけ」入室していた教員

現地報道によると、この不正に関与したとして試験監督の教員が逮捕されました。教員は各試験室にごく短時間、わずか2〜3分ほど立ち入っていたとされ、その短い時間に受験生へ解答を伝えていた疑いが持たれています。取り調べに対し、教員は受験生に答えを「合図」する具体的な手口を供述したと報じられていますが、詳細な方法やどこまで組織的だったかは現時点で確定していません。

再試験の実施と厳重な警備

不正が疑われた受験生については、卒業試験のやり直し(再試験)が行われることになりました。報道では、再試験を前に会場周辺で厳重な警備態勢が敷かれたと伝えられています。一方で、再試験の手続きに現れなかった受験生も一部いたとされ、対象者の全員が応じたわけではないようです。ただし、こうした個々の受験生の事情や処分の行方は流動的で、今後の当局の発表を待つ必要があります。

ベトナムでは教育の公正性への信頼が社会的に重視されており、過去の大規模な採点改ざん事件でも厳しい世論の批判が起きました。今回の事件も、名門校という舞台と「147人満点」という象徴的な数字によって、制度への信頼をどう回復するかが問われる展開となっています。

※本記事はベトナムの現地報道をもとに、編集部が日本語で再構成したものです。

📰 情報ソース:Tuổi Trẻ

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