🌐 日本語

世界の声 — 各国のローカルニュースを、日本語で

購読するメール通知に登録

エトナ火山噴火でカターニア空港閉鎖、イタリアの「フェラゴスト」直撃

シチリア島のエトナ火山が噴火し、火山灰の影響でカターニア空港が閉鎖。イタリア最大級の夏の祝日フェラゴストの旅客に大きな混乱が広がった。

エトナ火山噴火でカターニア空港閉鎖、イタリアの「フェラゴスト」直撃
🔥🔥🔥 ローカル度MAX

この記事のポイント

  • エトナ火山の噴火による火山灰でカターニア空港が一時閉鎖された
  • 閉鎖は夏の大型祝日フェラゴストと重なり旅客が大混乱に陥った
  • 近隣のコミソ空港は運用を再開したが規模が小さく代替には限界がある
シェアX (Twitter)FacebookLINEはてブ

夏の祝日を直撃したエトナ火山の噴火

イタリア南部シチリア島にあるエトナ火山が噴火し、その影響で島東部にあるカターニア空港が一時閉鎖に追い込まれた。現地報道によると、閉鎖は8月15日「フェラゴスト」の午後3時ごろまで続く見通しとされ、多くの旅客が足止めを余儀なくされた。

エトナ火山は標高約3,300メートルとヨーロッパ最大級の活火山で、噴火活動が活発なことで知られる。噴火そのものよりも、噴き上げられた火山灰が問題になりやすい。火山灰は航空機のエンジンに深刻な損傷を与える恐れがあるため、灰が滑走路や上空に達すると空港運用を止めざるを得ない。今回もこの火山灰が閉鎖の直接の要因とみられる。

「フェラゴスト」の混雑と重なった悪条件

閉鎖のタイミングが悪かった。8月15日の「フェラゴスト(Ferragosto)」はイタリアで最も大切にされる夏の祝日のひとつで、多くの人が休暇に出かけたり帰省したりする。日本のお盆にあたるような大移動の時期で、空の便の利用が年間でもとくに集中する。そこへ主要空港の閉鎖が重なり、旅客の混乱は拡大した。

報道では、閣僚からもこの時期の交通網の重要性を指摘する声が出ているとされる。連休と重なったことで、平時であれば数百人規模がすでに出発・到着していたはずだという趣旨のコメントが伝えられており、影響の大きさがうかがえる。ただし個別の発言内容や被害の正確な規模については、報道により幅がある点に留意したい。

近隣コミソ空港は運用再開

一方で、同じシチリア島南部にあるコミソ空港は運用を再開したと報じられている。カターニア空港が使えない間、島内の代替拠点として一定の役割を果たした形だ。とはいえ、コミソはカターニアより規模が小さく、便数や路線も限られるため、閉鎖分の需要をすべて吸収できるわけではない。

エトナの噴火に伴う空港閉鎖は過去にも繰り返し起きており、シチリア島にとっては「季節の風物詩」であると同時に、観光と物流の弱点でもある。火山活動は自然現象であり、今後の推移や再開のタイミングを正確に予測することは難しい。旅行を予定している場合は、航空会社や空港の最新の運航情報を確認することが欠かせない。

※本記事はイタリアの現地報道をもとに、編集部が日本語で再構成したものです。

📰 情報ソース:tg24.sky.it

シェアX (Twitter)FacebookLINEはてブ