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インドネシア、クラカタウ取材の記者ら8人不明 捜索3日目

火山島アナック・クラカタウの取材に向かった一行8人がスンダ海峡で消息を絶ち、捜索は3日目に。宿に残された車が手掛かりとして報じられている。

インドネシア、クラカタウ取材の記者ら8人不明 捜索3日目
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この記事のポイント

  • 火山島アナック・クラカタウの取材に向かった一行8人がスンダ海峡で消息を絶った。
  • 宿に停められたままの車が、一行が海上で戻っていない状況証拠として報じられている。
  • 大統領の指示で11隻が投入され捜索は3日目、ライフジャケット以外の手掛かりは未確認。
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火山島の取材に向かった一行が消息を絶つ

インドネシアで、火山島「アナック・クラカタウ」の取材に向かったジャーナリストらの一行が消息を絶ち、大規模な捜索が続いている。現地報道によると行方が分からなくなっているのは8人で、ジャワ島とスマトラ島に挟まれたスンダ海峡での捜索は3日目に入った。インドネシア国家警察(Polri)は捜索範囲を広げたと伝えられている。

複数の報道が手掛かりとして伝えているのが、一行が使っていた車が宿泊先の宿に停められたまま残されている、という事実だ。車が動かされていないことは、一行が陸路でどこかへ移動したのではなく、海に出たまま戻っていない可能性を示す状況証拠として受け止められている。ただし、これはあくまで捜索の前提を絞り込む材料であり、原因が特定されたわけではない。

アナック・クラカタウという場所

アナック・クラカタウは「クラカタウの子」を意味する無人の火山島だ。1883年に世界的な大噴火を起こしたクラカタウ火山の跡地から、後年になって海面上に姿を現した新しい島で、現在も噴火活動を繰り返している。2018年12月には山体の一部が海中に崩落して津波が発生し、スンダ海峡の沿岸で400人を超える犠牲者が出た。日本ではこの津波で名前を知った読者も多いだろう。

島へ渡る手段は原則として小型の船に限られ、周辺の海域は潮流や風の影響を受けやすい。噴火活動の状況に応じて立ち入り規制が設けられるのも一般的だが、今回の一行がどのような手続きで海に出たのかは、現時点の報道からは断定できない。

大統領の指示で11隻態勢

大統領府の発表によると、内閣官房長官(Seskab)のテディ氏は、行方不明が判明した直後にプラボウォ大統領が海軍参謀長(KSAL)に捜索を指示し、合同で11隻の船舶が投入されたと説明した。捜索には国家捜索救助庁(Basarnas=日本の海上保安庁の救難部門に相当する政府機関)のほか、警察や海軍が加わっている。

捜索の過程では、ライフジャケットが発見されたと報じられた。ただ、それが行方不明の一行のものと確認されたかどうかは明らかになっていない。Basarnasは、スンダ海峡に浮かぶ島の周辺も捜索したが、発見につながる手掛かりは得られていないとしている。

取材現場のリスクという論点

インドネシアは1万を超える島からなる海洋国家であり、火山や離島の取材には船を使わざるを得ない場面が多い。今回の一件は、災害・自然現象の現場に近づく取材そのものが持つリスクを、あらためて可視化した形だ。海難事故では時間の経過とともに捜索の難度が上がるのが一般論であり、当局が範囲を広げている点からも、状況は予断を許さない。続報を待ちたい。

※本記事はインドネシアの現地報道をもとに、編集部が日本語で再構成したものです。

📰 情報ソース:detikNews

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