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香港・食環署職員15人で六合彩を共同購入、当選金の分配めぐり男性逮捕

香港の食物環境衛生署の職員15人が宝くじ「六合彩」を共同購入し1等の半分に当選。購入役の衛生監督が分配を拒み連絡を絶ち、警察が窃盗容疑で36歳の男性を逮捕、口座を凍結した。

香港・食環署職員15人で六合彩を共同購入、当選金の分配めぐり男性逮捕
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この記事のポイント

  • 香港・食物環境衛生署の職員15人が共同購入した六合彩が1等の半分に当せんした。
  • 購入を取りまとめた衛生監督が分配に応じず連絡を絶ち、警察が36歳の男性を窃盗容疑で逮捕した。
  • 警察は逮捕された男性の口座資金を凍結し、返金しても罪は消えず量刑事情にとどまるとの見方が出ている。
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職場の宝くじ共同購入が刑事事件に

香港で、公務員の職場グループによる宝くじの共同購入が刑事事件に発展し、地元メディアが相次いで報じています。舞台となったのは食物環境衛生署(食環署)。香港政府の部局のひとつで、食品衛生の監督や街の清掃、公衆トイレ・市場の管理などを担う、日本でいえば保健所と清掃部門を合わせたような組織です。

報道によると、同署の職員15人が資金を出し合って宝くじ「六合彩」を共同購入したところ、1等(頭奬)の半分に相当する当選金を引き当てました。ところが、購入を取りまとめた衛生監督(衞生督察)の立場にある男性が、他の参加者への分配に応じないまま連絡が取れなくなったとされます。警察は窃盗(盜竊)容疑で36歳の男性を逮捕し、その後保釈のうえ捜査を続けていると伝えられています。

「六合彩」とは

六合彩(マークシックス)は、香港ジョッキークラブが運営する香港唯一の公認数字くじです。週に複数回抽せんが行われ、1等の当せん金は数千万香港ドル規模になることもあります。当せん者が複数いれば山分けとなるため、「半注頭奬(1等の2分の1)」という表現は、同じ組み合わせを当てた別の当せん者がもう1人いた、という意味合いになります。具体的な金額については報道により扱いが異なるため、ここでは断定を避けます。

なぜ「窃盗」なのか

日本の感覚では「仲間内の金銭トラブル」「民事の問題」と映りやすい話ですが、香港では共同購入の当選金を預かった側が独り占めしようとした場合、他人の財産を不法に領得したものとして窃盗罪に問われ得ると説明されています。現地報道では、警察当局の担当者が逮捕された男性の口座の資金を凍結したと述べたと伝えられており、資金の散逸を防ぐ措置が取られた形です。

また、地元テレビ局の取材に応じた弁護士は、事件化した後に当選金を返還しても罪の成立自体を消すことにはならず、あくまで将来の量刑段階で有利な事情(求情理由)として考慮され得るにとどまる、との見方を示したと報じられています。一般論として、多くの法域で「返したから無罪」とはならない点は共通しており、今回の説明もその延長線上にあるものといえます。

日本の読者への示唆

職場の同僚同士で宝くじを買い合う習慣は、香港でも日本でも珍しくありません。今回のケースは、口約束だけで代表者にお金を託す仕組みの弱さを浮き彫りにしました。誰がいくら出したのか、購入した券の控えをどう共有するのか、当せん時にどう分けるのか——こうした点を事前に書面やメッセージの形で残しておくことが、少額であってもトラブル回避につながります。

なお、本件は逮捕・保釈の段階であり、事実関係や最終的な司法判断は今後の捜査と裁判に委ねられます。現時点の情報は現地報道に基づくもので、確定した事実ではない点に留意が必要です。

※本記事は香港の現地報道をもとに、編集部が日本語で再構成したものです。

📰 情報ソース:香港01

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