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香港・蔡天鳳さん殺害事件の公判、母親が涙の証言「娘は人を信じすぎた」

香港のモデル蔡天鳳さんが殺害された事件の公判で、母親の張燕花さんが証言しました。娘の最後の姿を法廷で見て泣き崩れ、元夫の家族との金銭トラブルや失踪当夜の様子を語りました。

香港・蔡天鳳さん殺害事件の公判、母親が涙の証言「娘は人を信じすぎた」
🔥🔥 ローカル度・高

この記事のポイント

  • 香港のモデル蔡天鳳さん殺害事件の公判で、母親の張燕花さんが出廷し、娘の最後の姿を見て泣き崩れた。
  • 張さんは、蔡さんが中国本土に持つ不動産も元義父の名義で、売却を求めていたと証言した。
  • 失踪当夜、元夫は張さんの警察への通報を知って怒鳴ったとされ、陪審員の判断が注目される。
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法廷で娘の「最後の姿」に泣き崩れた母

2023年に香港で起きたモデル蔡天鳳(アビー・チョイ)さんの殺害事件の公判が、香港の高等法院(日本の地方裁判所の重大事件部門と高等裁判所を合わせたような上級審の裁判所)で続いています。現地メディアによると、公判10日目の10月6日、蔡さんの母親・張燕花さんが証人として出廷しました。法廷で生前最後とされる蔡さんの映像を見せられると、張さんは泣き崩れたと伝えられています。張さんは「娘は優しすぎた。信じる相手を間違えた」と涙ながらに語りました。

事件のあらまし

蔡さんは香港の社交界やファッション誌で知られたモデルで、2023年2月に行方が分からなくなりました。その後、新界地区・大埔(タイポー)の村の家屋で遺体の一部が見つかり、その残忍さから香港だけでなく海外でも大きく報じられました。この裁判では、元夫の鄺港智(アレックス・クォン)被告、元夫の父・鄺球被告、元夫の兄・鄺港傑被告らが起訴されています。被告側の主張や、起訴内容のうちどこまでが事実と認められるかは、今後の審理で判断されます。

証言で語られた財産トラブル

張さんは証言の中で、蔡さんが中国本土に持っていた不動産も鄺球被告の名義になっていたと説明しました。そのうえで、蔡さんは香港の物件と同じように、本土の物件についても鄺球被告に売却を求めていたと述べました。元夫の家族との間の財産をめぐる対立は、事件の背景を探るうえで重要な論点とみられています。

失踪当夜のやりとり

張さんは、蔡さんと連絡が取れなくなった夜の様子も語りました。現地報道によると、張さんは鄺港智被告に「あなたのお父さんが娘を連れて行ったのではないか」と問いただしたといいます。また、鄺港傑被告は蔡さんの行方について曖昧な受け答えをしたと証言しました。張さんは失踪から約8時間後に警察へ通報しましたが、それを知った鄺港智被告は「通報するなら、なぜ自分に言わないのか」という趣旨で、汚い言葉を使って張さんを怒鳴ったとされています。

今後の焦点

香港の刑事裁判は、英国の流れをくむコモン・ロー(判例法)に基づき、重大事件では陪審員が有罪か無罪かを判断します。遺族の証言は、事件前後の人間関係や動機を明らかにする材料の一つですが、評価するのはあくまで陪審員です。今後は被告側の反対尋問や、ほかの証人の証言も予定されているとみられます。香港社会の関心が高い裁判だけに、審理の行方が注目されています。

※本記事は香港の現地報道をもとに、編集部が日本語で再構成したものです。

📰 情報ソース:Yahoo

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