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サウジ、フーシ派の弾道ミサイルを迎撃 イスラエル各紙が報道

サウジアラビアは、イエメンの親イラン武装組織フーシ派がサウジ南西部の都市ハミス・ムシャイトに向けて撃った弾道ミサイルを迎撃したと発表した。イスラエルのメディアも大きく取り上げている。

サウジ、フーシ派の弾道ミサイルを迎撃 イスラエル各紙が報道
🔥🔥 ローカル度・高

この記事のポイント

  • サウジは、フーシ派が南西部のハミス・ムシャイトに向けて撃った弾道ミサイルを迎撃したと発表した。
  • 前日にはリヤドの空港も攻撃されたと報じられ、フーシ派がサウジへの攻撃を強めているとみられる。
  • フーシ派はイスラエルも繰り返し攻撃しており、イスラエルのメディアは自国の安全に関わる話として注目している。
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ハミス・ムシャイトに向けたミサイルを迎撃

サウジアラビアは、イエメンの武装組織フーシ派がサウジ南西部の都市ハミス・ムシャイトに向けて撃った弾道ミサイルを迎撃したと発表しました。イスラエルの公共放送「カン11」などが伝えています。被害の有無や、迎撃に使った防空システムの種類は、伝えられた範囲では明らかになっていません。

ハミス・ムシャイトは、イエメンと国境を接するアシール州にある都市です。近くにはサウジ空軍の主要拠点のひとつがあり、国境に近いことから、これまでもフーシ派のミサイルや無人機(ドローン)の標的になってきました。

フーシ派とはどんな組織か

フーシ派(正式名称は「アンサール・アッラー」)は、イエメン北部を拠点とするイスラム教シーア派系の武装組織です。首都サヌアを含む北部の広い地域を支配し、イランの支援を受けているとされます。2015年にはサウジ主導の連合軍がイエメン内戦に軍事介入し、フーシ派と長く戦ってきました。その後、停戦に向けた動きもありましたが、関係は不安定なままです。

イスラエルの報道では、前日にもリヤドの空港がフーシ派に攻撃されたと伝えられており、フーシ派がサウジへの攻撃を強めているとみられます。フーシ派に反対するイエメン側の関係者は、カン11に対して「地上の戦いで劣勢になっているため、攻撃をエスカレートさせている」と語りました。ただし、これはフーシ派と対立する立場からの見方で、ほかの見方もありえます。

イスラエルが注目する理由

イスラエルにとって、フーシ派は遠い国の話ではありません。2023年にガザ地区で戦闘が始まってから、フーシ派はイスラエルに向けて繰り返しミサイルや無人機を撃ち、紅海を通る船も攻撃してきました。これに対してイスラエルは、イエメンの港などを空爆しています。

このため、イスラエルのメディアは、フーシ派がサウジに向けて撃つミサイルの射程や精度、サウジ側の防空の様子を、自国の安全に関わる情報として細かく報じています。一部の報道では、イスラエルがイエメンへの攻撃を検討しているかどうかや、米国とイスラエル軍との連絡についても取り上げられています。ただし、イスラエル政府が新たな軍事行動を正式に決めたとは伝えられていません。

サウジとフーシ派の対立がふたたび激しくなれば、紅海の船の通航や、湾岸の国々とイスラエルの関係にも影響が出るおそれがあります。中東全体の安全を左右する動きとして、今後も注目されます。

※本記事はイスラエルの現地報道をもとに、編集部が日本語で再構成したものです。

📰 情報ソース:כאן 11

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