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インド最高裁、ラーフル・ガンディー氏らの請願に14の不備を指摘

インド最高裁の事務局が、野党連合による有権者名簿の特別改訂(SIR)の差し止めを求める請願に、ページの欠落や手数料不足など14の不備を指摘しました。

インド最高裁、ラーフル・ガンディー氏らの請願に14の不備を指摘
🔥🔥 ローカル度・高

この記事のポイント

  • インド最高裁の事務局が、ラーフル・ガンディー氏ら野党の請願にページ欠落や手数料不足など14の不備を指摘した。
  • 請願は有権者名簿の特別集中改訂(SIR)の停止と、退職した裁判官による監査を求めており、選挙管理委員会への批判が背景にある。
  • 形式上の不備は直して出し直すのがふつうで、今後は最高裁が請願の中身をどこまで審理するかが焦点になる。
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野党の請願に「14の不備」

インドの最高裁判所が、最大野党・国民会議派の指導者ラーフル・ガンディー氏ら野党連合「INDIA」の指導者が出した請願書について、14の「不備」があると指摘したことが分かりました。インドの複数のメディアが報じています。請願は、選挙管理委員会が進める有権者名簿の「特別集中改訂(SIR)」の停止などを求めるものです。

報道によると、最高裁の事務局は書類のページが欠けていることや、裁判所に納める手数料が足りないことなどを問題にしました。不足額は、NDTVが220ルピー、タイムズ・オブ・インディアが200ルピーと伝えており、報道によって数字が違います。どちらにしても日本円で数百円ほどの少ない額です。不備の数も「14」とする報道と「10以上」とする報道があります。

請願の中身:SIRの停止と第三者の監査

SIRは、選挙管理委員会が有権者名簿を一から確かめ直す作業です。死亡した人や二重登録を取り除くのが目的とされますが、野党は「正当な有権者、特に貧しい人や少数派が名簿から外されるおそれがある」と強く批判してきました。

報道によると、今回の請願はSIRの停止を求めるとともに、退職した裁判官による監査も求めています。また、ギャネーシュ・クマール首席選挙管理委員(選挙管理委員会のトップ)に向けた訴えという面もあるとされます。野党は以前から、クマール氏の委員会運営が与党のインド人民党(BJP)に有利だと批判しています。

形式上の不備はよくあること

インドの最高裁では、請願が出されると、まず事務局が書類の形式を確かめます。ページの欠落、添付書類の不足、手数料の計算違いといった不備はよく見つかるもので、ふつうは請願した側が直して出し直せば、審理に進めます。このため、今回の指摘で請願が退けられたわけではありません。

ただ、ガンディー氏は下院(ローク・サバー)の野党指導者で、注目度の高い人物です。そのため、少ない額の手数料不足でも大きく報じられ、政治の話題になっている面があります。与党側がこの不備を野党の準備不足として批判の材料にする可能性もありますが、いまのところ詳しい反応ははっきりしません。

今後の焦点

焦点は、野党側が不備を直したあと、最高裁が請願の中身をどこまで審理するかです。有権者名簿の作り方は、約10億人の有権者がいる世界最大の民主主義国インドで、選挙の公正さそのものに関わる問題です。今後予定される州議会選挙をにらんで、与党と野党の対立はさらに強まりそうです。

※本記事はインドの現地報道をもとに、編集部が日本語で再構成したものです。

📰 情報ソース:NDTV

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