🌐 日本語

世界の声 — 各国のローカルニュースを、日本語で

購読するメール通知に登録

コロンビア・カリブ海沿岸で豪雨被害、各地で浸水や河川氾濫

コロンビア北部のカリブ海沿岸で豪雨が続き、各都市で浸水や河川の氾濫が起きている。カルタヘナでは停電で一部が断水し、サンタマルタは赤色警報を出した。

コロンビア・カリブ海沿岸で豪雨被害、各地で浸水や河川氾濫
🔥🔥🔥 ローカル度MAX

この記事のポイント

  • コロンビアのカリブ海沿岸で豪雨が続き、複数の都市で浸水や河川・水路の氾濫が起きている。
  • カルタヘナでは大雨による電気の故障で、市内の約15%の地域で水の供給に影響が出た。
  • サンタマルタ市は鉄砲水と浸水に備えて最も高い段階の赤色警報を出し、雨は今後も続く見込みだ。
シェアX (Twitter)FacebookLINEはてブ

カリブ海沿岸の各都市で豪雨被害

南米コロンビアの北部、カリブ海に面した地域で激しい雨が続き、複数の都市で道路や住宅の浸水、川や水路の氾濫が起きています。現地の大手紙エル・ティエンポは、各地の被害の状況がわかり始めた段階だと伝えました。気象当局はこの先も雨が続くとみており、被害がさらに広がるおそれがあります。

カルタヘナでは停電の影響で断水も

植民地時代の城壁都市として世界遺産に登録され、観光地として知られるカルタヘナでは、大雨による電気の故障で浄水や送水の設備が止まりました。市の水道会社アグアス・デ・カルタヘナによると、市内の約15%の地域で水の供給に影響が出ています。浸水と断水が同時に起きたことで、住民の生活への負担は大きくなっています。

市は雨水を流す水路の詰まりを取り除く作業を進めています。あわせて、被害を受けた地区で、どの世帯がどんな被害を受けたかを調べています。この調査は、支援物資の配布や補償の対象を決める基礎になるとみられます。

サンタマルタは「赤色警報」を発令

カルタヘナの東にあるサンタマルタでは、市当局が「赤色警報(アラート・ロハ)」を出しました。山から急に水かさが増す鉄砲水と浸水への警戒を求めるものです。コロンビアの防災制度では、警報を黄・オレンジ・赤の色で示し、赤は最も高い警戒段階にあたります。サンタマルタは1525年に建設された南米で最も古い都市の一つです。近くに高い山地がせまる地形のため、短時間の強い雨で川が急に増水しやすいとされています。

背景:雨季と都市の排水の弱さ

コロンビアの多くの地域では、一年に雨季が2回あります。後半の雨季にあたる10〜11月ごろは、カリブ海沿岸でも雨が特に多くなりやすい時期です。また、沿岸の都市では急に人口が増えて、排水設備の整備が追いついていない地区が多いと以前から指摘されています。水路にごみが詰まることで浸水がひどくなる問題も、毎年のように取り上げられています。今回の被害の規模や原因の全体像は、まだはっきりしていません。今後、自治体や国の防災当局による正式な集計が待たれます。

雨は今後も続くと予想されており、沿岸の各都市は警戒を続けています。観光地として外国人の訪問も多い地域のため、渡航を予定している人は現地当局の発表や交通の情報を確かめることが勧められます。

※本記事はコロンビアの現地報道をもとに、編集部が日本語で再構成したものです。

📰 情報ソース:El Tiempo

シェアX (Twitter)FacebookLINEはてブ