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サウジ防空、フーシ派がリヤドへ撃った弾道ミサイルを迎撃

サウジアラビア主導の連合軍は、イエメンの武装組織フーシ派が首都リヤドへ向けて撃った弾道ミサイルを迎撃し、破壊したと発表した。イエメン内戦の背景とあわせて解説する。

サウジ防空、フーシ派がリヤドへ撃った弾道ミサイルを迎撃
🔥🔥 ローカル度・高

この記事のポイント

  • サウジ主導の連合軍が、フーシ派の撃った弾道ミサイルを首都リヤド上空へ届く前に迎撃したと発表した。
  • 連合軍は2015年からイエメン内戦に介入しており、北部を支配するフーシ派と長く戦い続けている。
  • フーシ派の越境攻撃は何度も起きており、和平協議が続く一方で地域の緊張は今も高いままである。
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首都リヤドに向けたミサイルを空中で迎撃

サウジアラビアの現地メディアによると、同国が主導する「連合軍」は、イエメンの武装組織フーシ派が首都リヤドへ向けて撃った弾道ミサイルを、防空部隊が迎撃して破壊したと発表しました。サウジ側の報道は、フーシ派を「テロリスト民兵」と呼び、強く非難しています。今回の報道では、地上の被害の大きさや、ミサイルが撃たれた正確な時刻・場所などは確認できていません。

連合軍とフーシ派とは

ここでいう連合軍とは、イエメン内戦に介入するため、2015年にサウジアラビアが中心となってつくった多国籍の軍事連合のことです。正式には「イエメン正統政府支援連合」などと呼ばれ、アラブ諸国が参加しています。目的は、国際的に認められたイエメン政府を支えることです。

フーシ派は、イエメン北部を拠点とするイスラム教シーア派系の武装組織で、「アンサール・アッラー(神の支持者)」とも名乗っています。2014年に首都サヌアを掌握し、政府側と対立するようになりました。サウジアラビアや米国などは、フーシ派の後ろにイランがいて武器を渡していると主張してきましたが、イランは直接の軍事支援を否定しています。

繰り返されてきた越境攻撃

内戦が長引くなかで、フーシ派はサウジ国内へ弾道ミサイルや無人機(ドローン)による攻撃を何度も行ってきました。狙われたのは、リヤドのような大都市だけではありません。南部の国境地帯、空港、石油関連の施設なども対象になってきました。サウジ側は、米国製の地対空ミサイルシステムなどで迎撃を続けており、そのたびに「迎撃・破壊した」と発表するのが通例です。ただし、迎撃に成功しても、壊れたミサイルの破片が住宅地に落ちて被害が出ることもあります。

サウジ国内では、こうした攻撃をイスラム教の聖地を抱える国への挑発とみる論調が強く、宗教界からも非難の声が上がることがあります。

今後の見通し

サウジアラビアとフーシ派の間では、国連や周辺国の仲介で停戦や和平に向けた話し合いが断続的に行われてきました。しかし、合意の中身や実際に守られるかは不透明なままです。今回のような攻撃と迎撃が続く限り、地域の緊張はなかなか収まらないと考えられます。また、エネルギー供給や紅海の海上輸送への影響を通じて、日本を含む国際社会にも関わってくる問題です(ここでの見通しは一般的な分析であり、確かな予測ではありません)。

※本記事はサウジアラビアの現地報道をもとに、編集部が日本語で再構成したものです。

📰 情報ソース:صحيفة سبق الإلكترونية

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