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コロンビア検察、ペトロ前政権の大統領府で女性の不正採用疑惑 元高官2人を聴取へ

コロンビア検察が、ペトロ前政権の大統領府行政局(Dapre)で女性が不正に採用された疑惑をめぐり、元局長のラウラ・サラビア氏とアンヒー・ロドリゲス氏を呼び出して聴取する方針と報じられた。

コロンビア検察、ペトロ前政権の大統領府で女性の不正採用疑惑 元高官2人を聴取へ
🔥🔥 ローカル度・高

この記事のポイント

  • コロンビア検察が、ペトロ前政権の大統領府行政局で女性が不正に採用された疑惑の捜査を進めている。
  • 大統領府の局長などを務めたラウラ・サラビア氏とアンヒー・ロドリゲス氏が、検察から聴取を受ける見通しだ。
  • 呼び出しは事情を聴く手続きで、起訴を意味しない。前政権の運営を検証する動きの一つとして注目される。
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大統領府の採用をめぐり検察が動く

コロンビアの有力紙エル・ティエンポによると、同国の検察庁(Fiscalía General de la Nación)は、グスタボ・ペトロ前大統領の政権下で大統領府行政局(Dapre)が女性を不正に採用していたとされる疑惑について、ラウラ・サラビア氏とアンヒー・ロドリゲス氏を呼び出して聴取する方針です。2人はいずれもペトロ政権で大統領府の要職にあった人物です。

Dapreは大統領の執務を支える官庁で、日本でいえば内閣官房に近い組織です。人事や契約の権限を持つため、その運営には高い透明性が求められます。

呼び出される2人はどんな人物か

ラウラ・サラビア氏は、ペトロ氏の側近として知られます。大統領首席補佐官やDapreの局長を務め、その後は外相にも就きました。若くして政権の中枢に入ったことで、在任中からたびたび注目を集めてきました。

アンヒー・ロドリゲス氏も、政権後半にDapreの局長を務めた人物です。どちらも、問題とされる時期に大統領府の運営に関わっていたことから、検察は採用の経緯や判断の過程を確かめるものとみられます。

何が問題とされているのか

報道によると、疑いの中心は、大統領府で女性が正規の手続きを経ずに採用・契約された可能性があるという点です。現地では、契約の見返りに不適切な関係を求められたとの告発も取り沙汰されています。ただし、これらは現時点ではあくまで疑惑です。誰がどの段階で関わったのか、法的な責任が問えるのかは、捜査で明らかになるのを待つ必要があります。

なお、検察の「呼び出し(citación)」は事情を聴くための手続きです。直ちに起訴や有罪を意味するものではありません。2人がどのような立場で聴取を受けるのかも、報道からは明らかではありません。

政権交代後に続く「ペトロ時代」の検証

ペトロ氏は2022年に就任し、コロンビアで初めての左派政権を率いました。2026年8月に任期を終えています。政権期間中から、大統領府や側近をめぐる疑惑はたびたび報じられてきました。政権が交代したことで、前政権の運営を検証する動きがさらに強まるとみられます。

政府の中枢で女性の採用が見返りの対象になっていたとすれば、行政の公正さだけでなく、立場の弱い人の権利にかかわる深刻な問題です。一方で、政治的に対立する勢力が疑惑を誇張している可能性を指摘する声もあり得ます。検察の聴取で何が語られるのか、今後の捜査の進み方が注目されます。

※本記事はコロンビアの現地報道をもとに、編集部が日本語で再構成したものです。

📰 情報ソース:El Tiempo

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