
この記事のポイント
- 韓国で記録的な猛暑が続き、早朝でも屋外作業が危険なほどの暑さになっている。
- ソウルは今年最高の35℃を記録し、夜間も気温が下がらず熱帯夜の注意報が発令された。
- 内陸で37℃前後の予想、慶山・浦項では初の猛暑重大警報が出された。
「畑に行って40分で退散」——命に関わる暑さ
韓国で厳しい猛暑が続いています。ある地方紙が伝えた住民の証言では、「朝7時に畑へ出たものの、たった40分で息が詰まりそうになり引き返した。大変なことになるところだった」という声が紹介されました。まだ日が高くなる前の早朝でさえ、屋外での作業が危険なほどの暑さになっている実態を象徴するエピソードです。
全国に「猛暑特報」、ソウルは今年最高の35℃
韓国気象庁は全国の大部分に「폭염특보(猛暑特報)」を発令しました。これは日本の高温注意情報・熱中症警戒アラートに近い仕組みで、一定の高温が予想される際に出されます。首都ソウルでは日中の気温が今年最高となる35℃まで上昇し、夜間も気温が下がりきらず「熱帯夜(열대야)」の注意報が出されました。熱帯夜は夜間の最低気温が25℃を下回らない状態を指し、寝苦しさから体力の回復を妨げる要因になります。
内陸を中心に37℃予想、一部で「重大警報」
週明けも「蒸し風呂のような暑さ(찜통더위)」が続く見通しで、内陸部を中心に日中の最高気温は37℃前後まで上がると予想されています。韓国南東部の慶尚北道(キョンサンプクト)にある慶山(キョンサン)や浦項(ポハン)では、通常の特報より一段階上とされる「폭염중대경보」が今シーズン初めて発表されたと報じられました。これは特に危険度の高い暑さに対する強い警戒の呼びかけと位置づけられます。
日本の読者へ——共通する熱中症リスク
韓国と日本は気候が近く、真夏の高温・多湿による熱中症リスクも共通しています。今回のように早朝でも危険なレベルに達するケースでは、屋外作業や運動の時間帯を選び、こまめな水分・塩分補給と休憩が欠かせません。韓国気象庁は当面、内陸を中心ににわか雨(소나기)が降る一方で蒸し暑さは解消しにくいとしており、しばらくは厳重な暑さ対策が必要な状況が続きそうです。
※本記事は韓国の現地報道をもとに、編集部が日本語で再構成したものです。
📰 情報ソース:한겨레




