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インドネシア船舶沈没、捜索の潜水を打ち切り 水面捜索へ移行

インドネシアで沈没した船「KMヴィルゴ(Virgo Transport 8)」の行方不明者捜索で、国家捜索救助庁が潜水を打ち切り。今後は水面からの捜索に切り替える。

インドネシア船舶沈没、捜索の潜水を打ち切り 水面捜索へ移行
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この記事のポイント

  • インドネシアの国家捜索救助庁は、沈没船KMヴィルゴの行方不明者を探す潜水を打ち切り、水面からの捜索に切り替えた。
  • 潜水の危険が増していることが主な理由。沈没船の捜索では、潮の流れや視界の悪さが潜水士の安全を大きく左右する。
  • 中部カリマンタン州の海岸で犠牲者とみられる遺体2体が見つかった。警察は4人を容疑者とし、責任の追及も進んでいる。
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潜水による捜索を打ち切り

インドネシアで沈没した船舶「KMヴィルゴ・トランスポート8(KM Virgo Transport 8)」の行方不明者の捜索で、国家捜索救助庁(Basarnas)は潜水士による水中捜索を打ち切りました。今後は水面からの捜索に重点を移します。現地の複数のメディアが伝えています。

Basarnasは、日本でいえば海上保安庁や消防の救助部門の役割をあわせ持つ政府機関で、海難事故や自然災害での捜索救助を担っています。島が多く、海上交通に大きく頼るインドネシアでは、船の事故のたびに前面に立つ組織です。

判断の理由は「潜水の危険」

報道によると、Basarnasは潜水を続けるほど危険が複雑になっている点を重く見ました。インドネシアの紙「コンパス」は、潜水の危険が増したため捜索の主力を水面に移したと伝えています。

具体的な理由は報道ごとに違いがありますが、沈没船の捜索では一般に、潮の流れの速さ、水の濁りによる視界の悪さ、深さ、船内に入るときの閉じ込めの危険などが、潜水士の安全を大きく左右します。事故から時間がたつと、行方不明者が潮の流れで船から離れたところへ運ばれることも多く、広い海域を見渡せる水面からの捜索のほうが有効になる場合もあります。

海岸で遺体を発見、警察の捜査も進む

水面での捜索に移るなか、カリマンタン島の中部カリマンタン州にあるスルヤン県では、この事故の犠牲者とみられる遺体2体が海岸に打ち上げられているのが見つかったと報じられています。身元の確認はこれからとみられます。

また、事故の責任をめぐっては、警察が沈没に関わって4人を容疑者としたと伝えられています。経済メディアのCNBCインドネシアは「船長だけに責任を負わせるべきではない」とする論評を載せており、運航会社の管理や安全確認の仕組みにも目を向けるよう求める声が出ています。

背景:繰り返される海難事故

1万を超える島々からなるインドネシアでは、フェリーや貨客船が暮らしの足です。その一方で、定員オーバー、乗客名簿の不備、古い船の使用、悪天候の中での出航などがたびたび問題になり、大きな海難事故がたびたび起きてきました。今回の事故の詳しい原因は捜査中ですが、捜索の行方とあわせ、運航の安全管理が改めて問われそうです。

※本記事はインドネシアの現地報道をもとに、編集部が日本語で再構成したものです。

📰 情報ソース:detikNews

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