
この記事のポイント
- タイ気象局が10月10〜13日の荒天について注意報第7号を出し、全国的な大雨への警戒を呼びかけた。
- バンコク首都圏の降雨確率は80%。西部カンチャナブリ県や東部では非常に激しい雨の恐れがある。
- 防災当局は東部のバンパコン川などを危ない場所として挙げ、港湾局も高波に注意するよう求めている。
タイ気象局が全国に大雨への警戒を呼びかけ
タイの気象局(TMD)は、10月10日から13日にかけて天候が荒れるとして、大雨に関する注意報を出しました。現地報道によると、この期間に関する注意報は第7号です。タイの北部・東北部・中部などの「タイ上部」で雨が増え、南部の一部でも大雨が予想されています。
首都バンコクとその周辺県(タイでは「パリモントン」と呼ばれる首都圏)では、降雨確率が80%とされています。特に、ミャンマーと接する西部のカンチャナブリ県や、パタヤなどの観光地がある東部では、非常に激しい雨になる所があるとして、強い警戒が呼びかけられています。
なぜこの時期に大雨が続くのか
タイは一般に5月ごろから10月ごろまでが雨季で、雨季の終わりにあたる9〜10月は1年で最も雨が多くなりやすい時期です。インド洋からの南西モンスーンに加え、南シナ海の低気圧や熱帯低気圧の影響が重なると、短い時間に大量の雨が降ることがあります。今回の荒天も、こうした季節的な要因が背景にあるとみられますが、詳しい気象の仕組みは気象局の発表を確認する必要があります。
バンコクは低地に広がる都市で、まとまった雨が降ると道路の冠水や渋滞が起きやすいことで知られています。2011年には中部を中心に大規模な洪水が起き、日系企業の工場が集まる工業団地も大きな被害を受けました。そのため、大雨の予報には日本企業や在留邦人も関心を寄せています。
防災当局や港湾当局も注意を呼びかけ
防災を担う災害防止軽減局(DDPM)も、9日から13日にかけての新たな雨への備えを呼びかけています。報道では、東部のバンパコン川、中部のパーサック川、西部のケーンクラチャン・ダム下流などが、川があふれたり水がたまったりしやすい場所として挙げられています。
また、海や川の船の安全を担う港湾局は、大雨とともに波が高くなる恐れがあるとして、船を使う人に十分な注意を求めています。タイ湾やアンダマン海では、荒れた天気のときに小さな船の出港を控えるよう求められることがあります。
旅行者・在住者が気をつけたい点
この時期にタイへ旅行する人や現地に住む人は、気象局の最新の発表を確認し、冠水しやすい道路や川の近くを避けることが大切です。島への船や観光ツアーは、天気によって運休になることもあるため、予定には余裕を持っておくと安心です。
※本記事はタイの現地報道をもとに、編集部が日本語で再構成したものです。
📰 情報ソース:Thaipost.net




