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香港・新皇崗口岸の開通控え、顔認証ゲートの事前登録呼びかけ

香港と深圳を結ぶ新皇崗口岸の開通を前に、立法会議員の陳恒鑌氏が顔認証の自動ゲートへの事前登録を市民に呼びかけた。開通直後の混雑を避けるねらいだ。

香港・新皇崗口岸の開通控え、顔認証ゲートの事前登録呼びかけ
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この記事のポイント

  • 香港・深圳間の新皇崗口岸の開通を前に、陳恒鑌議員が顔認証ゲートへの事前登録を市民に呼びかけた。
  • 香港と本土の当局が手続きを連携させる「合作査験」方式で、通過は5分程度まで縮まると報じられている。
  • 登録済みの香港居民は16万人を超えた。開通直後に記念訪問の人が押し寄せ、混雑することが心配されている。
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開通直後の「記念訪問」ラッシュに懸念

香港と中国本土・深圳をつなぐ「新皇崗口岸」の開通が近づいている。口岸は、香港と本土の境界にある出入境の検問所のこと。これを前に、香港の立法会議員(日本の国会議員にあたる)の陳恒鑌(チャン・ハンパン)氏が、新しい口岸で使える顔認証の自動ゲートに事前登録しておくよう市民に呼びかけた。現地報道によると、陳氏は、開通直後に大勢が「打卡(SNSに写真を上げる記念訪問)」のために一斉に押し寄せる事態を避けるよう求めている。香港では新しい施設ができると多くの人が見物に訪れることが多く、開通当初の混雑を心配する声が出ている。

「合作査験」とは何か

新皇崗口岸の目玉が「合作査験(協力検査)」という方式だ。これまで香港と深圳の間を行き来する人は、香港側の出境審査と本土側の入境審査を別々の建物で受ける必要があった。新しい方式では、香港と本土の当局が手続きを連携させ、利用者はより少ない手続きで境界を越えられるとされる。香港の親中派メディアは、通過にかかる時間が5分程度まで縮まると伝えている。ただし、混雑する時間帯に実際どれだけ速くなるかは、運用が始まってみないと分からない。

この仕組みを使う顔認証の自動ゲートは、あらかじめ登録した人が使える。報道によると、香港居民(香港の身分証を持つ住民)で登録を済ませた人はすでに16万人を超えた。陳氏は、当日になって窓口に並ぶより、前もって登録しておけば手続きが早く済むと説明している。

背景:深まる香港と深圳の行き来

皇崗口岸は深圳の中心部に近く、香港側の落馬洲と結ばれた、昔からの主要な陸路の検問所だ。施設が古くなったため、建て替えが進められてきた。近年は、週末に深圳へ買い物や食事に出かける香港市民が大きく増えている。中国政府が進める「粤港澳大湾区(グレーターベイエリア)」構想のもと、香港と本土の一体化も進んでおり、境界をもっと楽に越えられるようにすることが政策の課題になっている。

一方で、香港は「一国二制度」のもと、本土とは別の出入境の管理を続けてきた。今回のような手続きの連携は便利になる反面、香港と本土の境界のあり方が少しずつ変わっていく流れの一つと見る向きもある。開通後に混雑や運用の問題が起きずに済むかどうかが、当面の注目点となりそうだ。

※本記事は香港の現地報道をもとに、編集部が日本語で再構成したものです。

📰 情報ソース:Yahoo

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