🌐 日本語

世界の声 — 各国のローカルニュースを、日本語で

購読するメール通知に登録

タイ気象局、10月18〜25日の大雨に警戒呼びかけ 35県とバンコクで洪水リスク

タイ気象局は10月18〜25日に中部・東部・南部で大雨が続くと予報。防災当局は35県とバンコクに、鉄砲水や山からの急な出水への備えを呼びかけている。

タイ気象局、10月18〜25日の大雨に警戒呼びかけ 35県とバンコクで洪水リスク
🔥🔥🔥 ローカル度MAX

この記事のポイント

  • タイ気象局は10月18〜25日に、中部・東部・南部を中心に大雨が続くとして警戒を呼びかけた。
  • 防災減災局は35県とバンコク都に、鉄砲水や山からの急な出水への備えを求める通知を出した。
  • 雨季から乾季へ移る10月後半は南部で雨が増えやすく、旅行者や在住者も最新の予報の確認が必要だ。
シェアX (Twitter)FacebookLINEはてブ

8日間にわたる大雨の予報

タイの気象局は、10月18日から25日にかけて、国内の広い地域で強い雨が続くおそれがあるとして警戒を呼びかけました。現地の複数のメディアによると、特に中部、東部、南部で大雨が予想されています。日によって雨が非常に強くなるおそれもあり、短時間で水があふれる「鉄砲水」に注意が必要だとしています。

首都バンコクとその周辺の県についても、18日は地域の約6割で雷雨になるという予報が出ています。現地メディアは「明日から8日間、大雨が続く」と報じ、住民に備えを呼びかけています。

防災当局が35県とバンコクに通知

災害対応を担う内務省の防災減災局(タイ語の略称は「ポーポー」)は、35の県とバンコク都に対し、大雨から非常に激しい雨への備えを求める通知を出しました。とくに注意を呼びかけているのは、低い土地や川沿いで起きる鉄砲水と、山の斜面から一気に流れ下る「山の出水(ナーム・パー・ライ・ラーク)」です。山の出水は、土砂や流木を巻き込んで集落を襲うことがあり、タイの山あいの地域では毎年のように被害が出ています。

対象となる県の具体的な名前は現地報道で伝えられていますが、雨の降り方は日々変わるため、最新の情報は気象局や地元の自治体の発表を確かめることが大切です。

雨季の終わりに大雨が多い理由

タイの気候は、おおむね暑季(3〜5月ごろ)、雨季(5〜10月ごろ)、乾季・涼季(11〜2月ごろ)に分かれます。10月の後半は雨季から乾季へ移る時期で、北東からの季節風が吹き始めます。この時期には、マレー半島に広がる南部で雨が増えやすく、南部の雨季は年末ごろまで続くのが一般的です。今回の大雨も、こうした季節の変わり目の天候の一つとみられますが、詳しい原因については気象局の説明を待つ必要があります。

タイでは2011年に、中部を中心とする大洪水が起き、首都圏の工業団地にあった日系企業の工場も長く操業を止めました。それ以来、タイ政府は洪水への備えに力を入れていますが、短時間の激しい雨による浸水は、今も都市部でたびたび起きています。

旅行者や在住者への影響

バンコクでは、強い雨が降ると道路が冠水し、交通渋滞が一気に悪化することがよくあります。タイに住んでいる人や、この時期に旅行を予定している人は、移動に余裕を持たせ、山あいや川沿いへの外出は控えるなど、天気予報をこまめに確かめることが勧められます。

※本記事はタイの現地報道をもとに、編集部が日本語で再構成したものです。

📰 情報ソース:ไทยโพสต์

シェアX (Twitter)FacebookLINEはてブ