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ベトナム、高校入試を数学と国語の2科目に絞る案

ベトナム教育訓練省が、10年生(高校1年)の入学試験を数学と国語(ベトナム語文学)の2科目だけにする案を示した。受験の負担を減らす狙いとみられる。

ベトナム、高校入試を数学と国語の2科目に絞る案
🔥🔥 ローカル度・高

この記事のポイント

  • ベトナム教育訓練省が、10年生(高校1年)の入試を数学と国語の2科目だけにする案を示した。
  • 都市部では公立高校の定員が少なく、入試の競争が激しいため、受験の負担が社会問題になってきた。
  • 負担が軽くなると期待される一方、試験から外れる外国語などが軽く見られるという心配も出そうだ。
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高校入試は「数学と国語」だけに

ベトナムの教育訓練省(日本の文部科学省にあたる)が、10年生の入学試験を数学と国語(ベトナム語文学)の2科目だけで行う案を示しました。10年生は日本の高校1年生にあたります。VnExpressやトゥオイチェー(Tuổi Trẻ)など、現地の主要メディアがそろって伝えています。

今回はまだ「案」の段階です。正式に決まるまでには、意見募集や修正が入る可能性があります。いつから始めるのか、各地方にどこまで裁量を残すのかなど、細かい中身は今後の発表を待つ必要があります。

ベトナムの高校入試はどんな仕組みか

ベトナムの学校は、小学校5年・中学校4年・高校3年の「5・4・3制」です。中学を終えた生徒は、公立高校に入るために各省・市が行う入試を受けます。これまでは数学と国語に、外国語などの科目を加えた3科目で行う地域が多くありました。

ハノイやホーチミン市などの都市部では、公立高校の定員が希望者より少なく、入試の競争が激しいことで知られています。不合格になると、学費の高い私立高校や職業訓練の学校へ進むことになりがちです。そのため「高校入試は大学入試より厳しい」と言われることもあり、塾通いや受験勉強の負担が社会問題になってきました。

科目を減らすねらいと心配の声

科目を減らす目的として、まず生徒と家庭の負担を軽くすることが考えられます。試験科目が多いと、中学の最後の1年が受験対策ばかりになるという指摘は以前からありました。2科目に絞れば、試験にない科目も含めて、もっとバランスよく学べるという考え方です。

一方で、外国語などが試験から外れると、その科目が軽く見られるのではないかと心配する声も出るとみられます。ベトナムでは英語教育に力を入れてきたので、今後の議論の焦点の一つになりそうです。科目が少ないと、生徒の差がつきにくくなり、合否の判定が難しくなるという見方もあります。

日本の読者にとっての見どころ

日本の高校入試は5教科が一般的で、ベトナムの今回の案はかなり思い切った絞り込みといえます。経済成長が続くベトナムでは教育熱が高く、受験制度が変わると家庭の生活にも大きな影響が出ます。この案が最終的にどんな形で決まるのか、今後の動きが注目されます。

※本記事はベトナムの現地報道をもとに、編集部が日本語で再構成したものです。

📰 情報ソース:VnExpress

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