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ロシア株が急落、モスクワ取引所指数が2140割れ 地政学リスクで動揺

金曜のロシア株式市場が急落し、モスクワ取引所指数は一時2140ポイントを割り込んだ。地政学をめぐる不透明感が売りを誘い、下落率は動員令以来の大きさとの報道も出ている。

ロシア株が急落、モスクワ取引所指数が2140割れ 地政学リスクで動揺
🔥🔥 ローカル度・高

この記事のポイント

  • 金曜のロシア株が急落し、モスクワ取引所指数は一時2140ポイントを割り込んだ。
  • 下落率は1日で4.5%前後とされ、7月下旬以来の低水準まで売られた。
  • 地政学をめぐる不透明感が主因とされ、動員令以来の下げとの報道も出ている。
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金曜のロシア株が急落、指数は2140割れ

ロシアの株式市場が、ある金曜日に大きく下落しました。株価全体の動きを示す代表的な指標である「モスクワ取引所指数(MOEX指数)」は一時2140ポイントを割り込み、7月下旬以来の低い水準まで下げたと現地メディアが伝えています。下落率は1日で4.5%前後に達したとされ、複数の経済メディアが「急落」「一気に値を崩した」と報じました。

モスクワ取引所指数とは、ロシアの主要企業の株価をまとめて指数化したもので、日本でいえば日経平均株価やTOPIXに近い役割を持つ指標です。この数字が大きく下がったということは、幅広い銘柄が同時に売られ、市場全体が弱気に傾いたことを意味します。

下落の背景は「地政学」をめぐる不透明感

現地報道が下落の主な要因として挙げているのが「地政学(ジオポリティクス)」です。これは、国と国との関係や外交・安全保障をめぐる情勢を指す言葉で、ロシアの場合はウクライナ情勢や欧米との関係、和平や停戦をめぐる交渉の行方などが投資家の関心事になっています。

報道の一部では、ロシアのラブロフ外相の発言が市場の警戒感を強めたとの見方も示されました。外交をめぐる発言の受け止め方が、和平期待の後退や対立の長期化といった解釈につながると、投資家はリスクを避けて株を売る動きに出やすくなります。ただし、どの発言がどの程度売りを促したのかを一つに特定することは難しく、複数の要因が重なった結果とみるのが自然です。

「動員令以来の下げ」との指摘も

一部メディアは、今回の下げ幅を2022年秋の「部分的動員令」発表時以来の大きさだと伝えました。動員令の局面では、先行きへの不安から株価が急落した経緯があり、それと並べて語られること自体が、市場心理の冷え込みの強さを物語っています。もっとも、こうした比較は報道各社の表現であり、期間の取り方によって印象は変わり得る点には注意が必要です。

ロシア市場は、外交や安全保障のニュースに敏感に反応しやすい状態が続いています。今回の急落が一時的な調整にとどまるのか、それとも下落基調が続くのかは、今後の外交交渉や政策発言の内容次第と言えそうです。

※本記事はロシアの現地報道をもとに、編集部が日本語で再構成したものです。

📰 情報ソース:Интерфакс

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