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韓国・梨泰院雑踏事故から4年、李在明大統領が追悼式に初めて出席

ソウル・梨泰院の雑踏事故から4年を迎え、李在明大統領が追悼式に初めて出席しました。「国家の放任で国民が犠牲になってはならない」と述べ、国の責任を強調しました。

韓国・梨泰院雑踏事故から4年、李在明大統領が追悼式に初めて出席
🔥🔥 ローカル度・高

この記事のポイント

  • 梨泰院雑踏事故から4年の追悼式に、李在明大統領が初めて出席し、犠牲者を悼んだ。
  • 大統領は「国家の放任で国民が犠牲になってはならない」と述べ、国の責任を強調した。
  • 2022年の事故では159人が亡くなった。4年たった今も、生存者の心の傷は癒えていないと報じられている。
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4年目の追悼式に大統領が初めて出席

韓国の首都ソウルの繁華街・梨泰院(イテウォン)で起きた雑踏事故から4年を迎えた10月29日、犠牲者を悼む追悼式(現地では「記憶式」と呼ばれます)が開かれ、李在明(イ・ジェミョン)大統領が出席しました。韓国の報道によると、李大統領がこの追悼式に出席したのは今回が初めてです。

李大統領はあいさつで、「国家の放任によって国民が犠牲になることがあってはならない」という趣旨の発言をしました。事故を防げなかった背景に国の対応の不備があったとの認識を示し、国民の生命と安全を守るのは国家の責任だという立場を打ち出した形です。

梨泰院雑踏事故とは

この事故は2022年10月29日夜、ハロウィーンを前に多くの若者が集まった梨泰院の狭い坂道で起きました。人が押し寄せて身動きが取れなくなり、159人が亡くなりました。犠牲者には外国人も含まれ、日本人も2人が亡くなっています。

事故の後、韓国では「なぜ大勢の人出が予想されたのに警察や行政は備えなかったのか」「通報があったのに対応が遅れたのではないか」といった批判が強まりました。遺族は真相の解明と責任の追及を求め続け、2024年には真相究明のための特別法が成立し、調査機関が設けられました。ただ、当時の政府の責任をどう評価するかは政治的にも意見が分かれ、遺族と政府の間には長く溝があったとされます。

癒えない生存者の傷

4年がたっても、事故の現場にいた生存者や救助に関わった人たちの心の傷は癒えていないと、韓国メディアは伝えています。命は助かったものの、自分を責めたり、人混みに強い不安を感じたりする人もいると報じられています。災害の被害者を支えるには、亡くなった人の遺族だけでなく、生き残った人たちへの長い支援も必要だという声が上がっています。

追悼の日には、ソウル市内で多くの市民が花を手向けるなど、各地で犠牲者を悼む姿が見られました。

今後の注目点

韓国では、2014年の旅客船セウォル号沈没事故に続いて、多くの若者が犠牲になった大きな惨事として梨泰院の事故が記憶されています。どちらの事故でも国の災害対応のあり方が厳しく問われました。今回の大統領の出席と発言が、真相の究明や人混みの安全管理など、具体的な対策の強化につながるかが注目されます。どこまで制度が変わるかは、今後の政府の取り組みを見ていく必要があります。

※本記事は韓国の現地報道をもとに、編集部が日本語で再構成したものです。

📰 情報ソース:한겨레

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