
この記事のポイント
- ニュージーランドの国営宝くじ「ロト」の上乗せ賞金パワーボールが約2000万NZドルに達した
- 当せん者が出ない繰り越しが重なり、賞金が回ごとに膨らんだのが高騰の要因とみられる
- 人口の少ないNZでは高額くじが全国的な話題になりやすく、当せん金は非課税という特徴もある
「黄金のチケット」を求めて──パワーボールが2000万ドルに
ニュージーランドで、国営宝くじ「ロト(Lotto)」の目玉である上乗せ賞金「パワーボール(Powerball)」が、当せん者が出ないまま積み上がり、およそ2000万ニュージーランドドル(NZドル。1NZドルはおおむね90円前後で、日本円にして約18億円規模)に達した。現地メディアは「あなたは黄金のチケットを持っているか?」と読者の期待をあおり、抽せんを前に購入熱が高まっていると伝えている。
「ロト」と「パワーボール」とは
ニュージーランドのロトは、国が管理する「Lotto NZ」が運営する公式宝くじだ。基本のゲームは、決められた数字の中から複数を選び、抽せんで引かれた番号と一致すれば当せんとなる仕組みで、日本のロト6やロト7に近い。
「パワーボール」は、その基本くじに追加で申し込める上乗せオプションで、通常の当せん番号に加えてもう一つの特別な番号(パワーボール番号)を的中させると、賞金が大きく跳ね上がる。最高賞金の枠で当せん者が出ない「キャリーオーバー(繰り越し)」が続くと、賞金は回を追うごとに膨らんでいく。今回2000万NZドルという高額になったのも、この繰り越しが重なった結果とみられる。
高額くじがニュースになる背景
人口約520万人と、東京都の半分に満たない規模のニュージーランドでは、賞金が数千万NZドル規模に達すると全国的な話題になりやすい。抽せん前には販売店に列ができ、地方紙も「わが町から当せん者は出るか」と地元目線で報じるのが恒例だ。当せん金にかかる税金がない点も、この国のくじの特徴として知られる。
報道によれば、賞金額は抽せんの回によって変動しており、繰り越しが解消されずに残れば次回以降さらに積み上がる可能性がある。一方で、具体的な当せん確率や個々の当せん者の情報は、この時点では確定的に語れる段階ではない。宝くじはあくまで確率の低い娯楽であり、射幸性の高さには注意が必要だという一般的な指摘も、あわせて押さえておきたい。
※本記事はニュージーランドの現地報道をもとに、編集部が日本語で再構成したものです。
📰 情報ソース:NZ Herald




