
この記事のポイント
- ニュージーランド南島のスキー場マウントハットが過去10年で最多級の混雑となった。
- シーズン序盤の大雪とマオリの新年『マタリキ』連休が重なり来場者が急増した。
- 良好な雪は地域の観光にも追い風だが、今後の天候次第という不透明さも残る。
ニュージーランド南島のスキー場「マウントハット(Mt Hutt)」が、シーズン序盤に大雪に見舞われ、過去10年で最多級の来場者を集めたと現地報道が伝えています。混雑のピークとなったのは、マオリの新年「マタリキ」に合わせた連休の時期でした。
マウントハットとは
マウントハットは、南島カンタベリー地方の内陸部に位置するスキー場です。ニュージーランド最大級の都市クライストチャーチから車で1時間半ほどの距離にあり、南半球でも早い時期からオープンすることで知られています。日本とは季節が逆で、6〜7月はちょうど冬本番。国内外のスキーヤーやスノーボーダーが集まる人気の山です。
「マタリキ」連休と重なった大雪
今回、来場者が急増した背景には、シーズン序盤にまとまった雪が降り、良好なコンディションが整ったことがあります。さらにこのタイミングが「マタリキ」の連休と重なりました。
マタリキとは、プレアデス星団(すばる)がニュージーランドの夜空に姿を現す時期を指すマオリ語で、伝統的に新年の始まりとされてきました。2022年からは国の祝日として正式に定められ、毎年冬に連休が設けられています。日本でいえば、季節の節目に大型連休が重なったような状況で、雪を求める人々が一気にゲレンデへ向かったとみられます。
ウィンターシーズンへの追い風
スキー場のにぎわいは、周辺地域の観光や宿泊、飲食業にとっても好材料です。雪不足がたびたび課題となる年もあるなか、序盤から良い雪に恵まれたことは、ニュージーランドのウィンターシーズン全体にとって明るいスタートといえそうです。ただし、この先の来場者数や積雪が持続するかどうかは、今後の天候次第である点には注意が必要です。
※本記事はニュージーランドの現地報道をもとに、編集部が日本語で再構成したものです。
📰 情報ソース:NZ Herald




